バレー男子日本代表が準決勝敗退 アメリカにフルセットの末敗れる 2大会ぶりメダル懸け、3位決定戦はスロベニアと対戦【ネーションズリーグ】

■バレーボール ネーションズリーグ2026 男子 準決勝 日本 ー アメリカ(日本時間1日、中国・寧波)
【日程・結果】VNL勝負の日本ラウンドは“大阪”に決定 ! 女子は7月8日、男子は7月15日からスタート
世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグで、男子日本代表(世界ランク4位)が、アメリカ(同5位)にセットカウント2ー3(19-25、25-23、25-20、19ー25、13ー15)のフルセットの末敗れ、準決勝敗退。次戦は2大会ぶりのメダルを懸け、スロベニア(同6位)との3位決定戦に臨む。
スタメンはキャプテンの石川祐希(30)、セッターに深津英臣(36)、オポジット・西田有志(26)、アウトサイドヒッターに髙橋藍(24)、ミドルブロッカーに山内晶大(32)、エバデダン ラリー(25)、リベロは山本智大(31)が起用された。
破竹の13連勝で準決勝に進出した日本。アメリカに勝てば2大会ぶりのメダル獲得が確定する。第1セットは髙橋がスパイクで1点目を奪うと、西田がブロックに成功し連続ポイント。幸先の良いスタートを切った。日本は正確なサーブレシーブから得点を重ね、リードしたまま試合を展開していく。しかし、14-13から平均身長で10cm近く上回るアメリカに2連続でブロックされるなど逆転を許してしまった。終盤には210cmのジェイク・ヘインズ(28)に3連続ポイントで突き放され、第1セットを19-25で奪われた。
第2セットは序盤から日本のディフェンス力が輝いた。髙橋、石川、小川などが粘り強く拾い続け得点につなげた。このセットも日本がリードする展開で中盤を迎える。髙橋が徹底マークを受ける中、石川が高い成功率でスパイクを相手コートに突き刺した。さらに、司令塔の深津が要所でミドルのラリーと山本を使い得点を重ねる。15-14から西田が2本目のブロックを決めて吠えた。最後はラリーが決めて、セットカウントを1-1のタイに戻した。
第3セット序盤、西田が持ち前の強打ではなく柔らかいタッチでの得点やブロックに成功するなどして、5-1とリードを奪った。しかし、ヘインズの強烈なサーブで苦しめられ4連続失点。一気に追いつかれてしまう。それでも、日本は7-7から連続ポイントを挙げると、西田のサービスエースも決まり、3点のリードを奪った。15-13の場面では、石川がブロックで相手のスパイクをシャットアウトした。終盤は西田と石川を中心に得点を重ねていき25-20で第3セットを奪った。
第4セット2大会ぶりのメダルへ王手をかけた日本は、山内にブロックが飛び出すなど序盤を優位に進める。しかし、後のないアメリカが粘り強いレシーブを見せ、食らいついてきた。5-5の同点に追いつかれると、そこからヘインズの連続サービスエースなどで3連続失点。リードを奪われると、今季日本製鉄堺ブレイザーズでプレーしたマシュー・アンダーソン(39)も止められず失点を重ねた。日本は西田にサービスエースなどで得点を詰めていったが及ばず、19ー25で奪われた。
15点先取の最終第5セットは序盤から一進一退の展開となった。今大会フルセットは6戦6勝の日本だったがエースのヘインズを中心に攻めてくるアメリカに苦しめられ、リードを許す展開となった。相手の強烈なサーブが決まりだし、最後は15-13でセットを奪われた。パリ五輪銅メダルの勝負強さを見せたアメリカに屈した日本は準決勝敗退となった。次戦8月2日の3位決定戦では、2大会ぶりのメダル獲得へスロベニアと対戦する。
試合後、髙橋は「まだまだ力不足だった、もっともっとやれたんじゃないかなっていう場面と、フルセットの最後の場面でも、ポイントを取り切ることができなかった」と試合を振り返り反省を口にした。2大会ぶりのメダルがかかる3位決定戦に向けては「しっかりそこに気持ちを切り替えたい. 今日の試合をしっかりと振り返ってさらにそこを強みに変えていきたい」と前を向いた。
キャプテンの石川は「あと一歩のところで届かなかったですし、それがまだ僕たちの力のなさだというふうに思う」と語りながらも「いい試合ができたというふうに思ってるので、また明日切り替えてしっかりメダル取って帰りたいと思います」と意気込んだ。
※世界ランキングは試合前時点
【日本の得点】
西田 19点
石川 18点
髙橋 13点
山内 7点
ラリー 6点
富田 2点
宮浦 1点
【男子日本代表 日程&結果】※日本時間
■予選ラウンド第1週:中国(臨沂)
6月10日(水)〇3ー0 ウクライナ
6月12日(金)〇3ー2 ポーランド
6月13日(土)〇3ー1 中国
6月14日(日)〇3ー1 スロベニア
■予選ラウンド第2週:フランス(オルレアン)
6月24日(水)〇3ー1 セルビア
6月27日(土)〇3ー2 イラン
6月28日(日)〇3ー2 アメリカ
6月29日(月)〇3-2 フランス
■予選ラウンド第3週:日本(大阪)
7月15日(水)〇3-2 イタリア
7月16日(木)〇3ー2 カナダ
7月17日(金)〇3ー0 ベルギー
7月19日(日)〇3ー0 アルゼンチン
【決勝ラウンド】
◆準々決勝
7月29日(水)
スロベニア 3ー0 トルコ
日本 3ー1 中国
7月30日(木)
イタリア 0ー3 アメリカ
ポーランド 3ー1 ウクライナ
◆準決勝
8月1日(土)
スロベニア 0ー3 ポーランド
日本 2ー3 アメリカ
◆決勝・3位決定戦
8月2日(日)
午後4:40~ 3位決定戦 スロベニアvs日本
午後8:30~ 決勝 ポーランドvsアメリカ
【今後の男子日本代表日程】
アジア大会愛知・名古屋
日程:9月27日~10月3日
場所:岡崎中央総合公園総合体育館、小牧市スポーツ公園総合体育館