山本由伸 粘投も13勝目消滅、8回スコットが同点 延長戦5戦5勝も初敗戦、大谷は移籍後ワースト60打席ノーアーチ 4打席連続K

■MLB ドジャース6ー8カージナルス(日本時間3日、ドジャー・スタジアム)
【日程一覧】3連覇に挑む大谷翔平、山本由伸らのドジャース2026年
ドジャースの大谷翔平(32)が本拠地でのカージナルス戦に“1番・DH”で先発出場。4打数無安打2四死球4三振。2試合ぶりのノーヒットで、ドジャース移籍後ワーストタイとなる60打席ノーアーチとなった。先発の山本由伸(28)は7回4失点の粘投でメジャー自己最多13勝目の権利を手にしていたが、8回にT.スコット(32)が同点に追いつかれて、山本の勝利が消えてしまった。しかし延長10回、B.スチュワート(34)が粘れずに3失点、今季延長戦5戦5勝も初めての敗戦となった。
前日2日は2試合ぶりの安打を放つも今季ワーストタイとなる11戦連続で本塁打は出ず、チームも5被弾13失点で敗戦となった。
カージナルスの先発は、メジャー初先発となったオープナーのB.マウツ(25)、大谷は初対戦となった。1回の第1打席、マウツの制球が定まらずにストレートの四球、続く2番・T.エドマン(31)は死球などで1死一、二塁のチャンスを作ると、4番・F.フリーマン(36)が48試合ぶりとなる左中間スタンドへ16号スリーラン、先発の山本に大きな援護点をプレゼントした。
2回、先頭で迎えた大谷の第2打席、フルカウントから右ひじのレガースをかすめる死球、2試合連続の死球に球場は大ブーイング。大谷はNPB時代を含め、自己最多となるシーズン7個目の死球となった。すると2死から今季11個目の盗塁に成功した。
メジャー自己最多13勝目を狙う先発の山本は鬼門の1回を3者凡退で打ち取ると、3回には先頭打者に四球で初めての走者を許したが、併殺打に打ち取り序盤はノーヒットに抑えた。4回には一二塁間の当たりをセカンド・M.ロハス(37)がダイビングキャッチの好プレー、さらに続く打者の二遊間の打球をランニングスローとチームリーダーが守備で山本を盛り立てた。
4回、先頭で迎えた大谷の第3打席、カージナルス3人目G.グラシーフォ(26)と対戦。カウント0-2から高めのストレートに手が出ずに見逃し三振に倒れた。ベンチでは山本が自身の書き込んだノートを見ながら、バッテリーを組むH.フェドゥシア(29)とコミュニケーションを取っていた。
勝ち投手の権利がかかった5回、山本・フェドゥシアのバッテリーはしっかり意思疎通が取れてカージナルス打線をここまでノーヒットに抑えた。
3対0とリードした6回、山本は初ヒットを許すと、1死一塁で前日2本塁打の9番・T.サジェシー(24)、1球目のシンカーを捉えられて、センターへ4号ツーランで3対2と1点差に詰め寄られた。
その裏、大谷の第4打席、ここまで全て先頭打者で登場、カージナルス4人目G.ソリアーノ(27)と対戦。この打席は積極的な打撃でストレート、スライダー、チェンジアップと違う球種を3球連続でファウル、そして、4球目、低めのスライダーにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。それでも、続くエドマンがヒットで出塁すると、3番・M.ベッツ(33)がレフトスタンドへ17号ツーラン、力投の山本を救う一撃となった。
追加点をもらった山本は7回、無死二塁で5番・L.ベルナル(22)、カージナルス期待の若手にメジャー初アーチとなる1号ツーランを浴びて、再び5対4と1点差に迫られた。山本は7回を投げ切りベンチに戻るとD.ロバーツ監督(54)、バッテリーを組んだフェドゥシアと抱き合い健闘を称えた。
7回、1死一、二塁のチャンスで大谷の第5打席、カージナルス5人目R.スタネック(35)と対戦。ここも積極的に振っていき、1球目のスプリットをファウル、2球目のストレートを空振り、カウント0-2と追い込まれると外角高め、160キロのストレートに完全に振り遅れて空振り三振に倒れ、3打席連続三振となった。
8回、山本の後を継いだT.スコット(32)が先頭打者にツーベースを打たれるなど1死三塁のピンチで4番・A.バールソン(27)に今季101打点目となる犠牲フライを打たれて5対5の同点、山本のメジャー自己最多となる13勝目は消えてしまった。
その裏、1死から走者を出すも途中出場のA.フリーランド(25)がセカンドゴロ併殺打と流れを切ってしまった。9回、1死からT.ヘルナンデス(33)がレフトへのツーベースで出塁。その後、2死三塁とサヨナラの好機で、代打・W.スミス(31)が打席に入るもセンターフライに倒れた。
試合は延長10回、無死二塁のタイブレーク。マウンドにはB.スチュアート(34)が上がった。しかし、先頭のN.チャーチ(26)、続くサジェシーに連打を浴び、勝ち越しを許すと、さらにJ.バイエス(23)にもタイムリーツーベースを放たれ5ー8と3点差に。
その裏、無死三塁で大谷の第6打席、今季34セーブとナ・リーグセーブ王のR.オブライエン(31)と対戦。シンカーをファウルで粘るが、カウント2-2からの8球目、スライダーに空振り三振、大谷は4打席連続三振となった。ドジャースは今季延長戦5戦5勝だったが、初めての敗戦となった。