バイク追う乗用車“通常考えられない速さ”と推定 通報の前後に何が? 相模原・高2男子死亡【Nスタ解説】
神奈川・相模原市の農道で、高校2年の男子生徒が倒れているのが見つかり、その後死亡した事件。
「男子生徒は乗用車に追いかけられ、その車に乗っていた人物から暴行を受けた」と、男子生徒の知人が説明していることが分かりました。(「Nスタ」8月25日午後5時ごろの放送より)
相模原市で高2男子が死亡 深夜の現場で一体何が?
井上貴博キャスター:
神奈川・相模原市の農道で清水刹那さん(17)が倒れているのが見つかり、その後、死亡した事件。現場では何が起きたのでしょうか。
現場は、最寄りのJR番田駅から約600m離れた農道です。
通報前後の時系列は以下のようになっています。
▼22日午前2時半ごろ
現場付近の防犯カメラに1台のバイクと後ろを走る乗用車
▼午前3時ごろ
知人女性から「17歳の男性が殴られたようだ」と119番通報
警察がかけつけた際、清水さん以外に10代の男女4人
▼午前3時15分ごろ
現場付近の防犯カメラに救急車が走る様子
▼24日未明
清水さんの死亡を確認
“車間距離とらず”バイク追う乗用車…防犯カメラ映像からわかること
防犯カメラの映像から、どのような状況がわかるのでしょうか。
道路の幅は4mほどで、防犯カメラ映像と周辺地図をもとに推定すると、バイクは時速約77km、乗用車は時速約74kmと速い速度で走行していたとみられます。
交通事故鑑定ラプターの中島博史所長によると、「速度に対して求められる車間距離は約40m」だということですが、実際は6mほどしか車間距離が取られていないと推定されます。
中島所長は「道路幅(約4m)も狭く、通常では考えられない速いスピードでの走行」だと指摘します。
暴行した人物との関係は? 今後の捜査のポイント
警察によると、清水さんは友人とあわせて4人でバイク2台に分乗していたといいます。
捜査関係者によると、乗用車に追いかけられ、乗用車に乗っていた人物に暴行を加えられたということで、清水さんのほかに少年1人も暴行され、軽傷となっています。
バイク2台に4人が分乗していたということですが、通報を受けて警察が現場にかけつけた際、清水さん以外に10代の男女4人がいたということで、計5人が現場にいたことになります。この人数の差は何を意味するのでしょうか。
また、暴行を加えたとみられる人物との関係性も分かっていません。
元埼玉県警刑事・佐々木成三氏によると、今後の捜査は防犯カメラなどから車両の移動経路を特定する「リレー捜査」がポイントだといいます。
また、「きっかけは何だったのか、車に誰が何人乗っていたのかなど特定するのが大きなポイント」だということです。