【速報】防衛省の概算要求 過去最大8兆8908億円計上 意思決定スピード高速化で“AI活用”に重点 “水中発射ミサイル”開発も
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-08-31 17:36

防衛省は来年度予算案の概算要求について、過去最大の8兆8908億円を計上したと発表しました。AI=人工知能の活用に重点を置いた内容となっています。
防衛省の発表によりますと、来年度予算の概算要求では8兆8908億円を計上するとしていて、過去最大の金額となっています。
具体的には、AIの活用によって意思決定のスピードが飛躍的に高まっていることから、導入を迅速に進める必要があるとして▼自衛隊の運用を一元的に指揮する統合作戦司令部に「意思決定支援システム」を整備するとしたほか、▼衛星上で情報を短時間で処理することができる「戦術AI衛星」の研究や試作のための予算などを要求しています。
また、▼水中からでも敵の射程外から攻撃が可能な音速の5倍以上の速度で飛行する極超音速誘導弾の開発を行うほか、▼こうしたミサイルなどを水中の無人機から発射するための研究を行うとしています。
加えて、近年、中国空母が太平洋側へ進出していることを念頭に、太平洋島しょ部などの施設や拠点を強化するための予算が盛り込まれています。
このほか、組織の編成として、▼退職自衛隊員・家族支援庁(仮称)を新設するほか、▼国際的な政策を専門とする局などを新設することを盛り込み、来年度中に組織の体制強化を目指すとしています。
防衛省の説明によりますと、政府が議論を進めている国家安全保障戦略などの安全保障関連3文書の内容に左右されるとされる事業などについては、金額を後から計上する事項要求となっていて、事項要求を含めるとおよそ9兆円規模となることから現時点の要求金額からさらに増額される見通しです。