猫が『危険を察している』ときに表れるサイン4つ 見られがちな場面や落ち着かせる方法まで
愛猫がいつもと違う様子を見せると、心配になることがあります。実はその仕草の中に、危険を察しているサインが隠れていることがあります。今回は猫が危険を察しているときのサインを解説します。
猫が『危険を察している』ときに表れるサイン4つ

猫は危険を感じると、体のさまざまな部分にサインを表します。サインに早く気づくことができれば、愛猫を安心させる対応も取りやすくなるはずです。ここでは代表的な4つのサインを紹介します。
1.瞳孔が開く
まず挙げられるのが、瞳孔が大きく開くということ。危険や強い刺激を感じたときに見られる、自律神経の働きによる反応で周囲の情報をより多く取り込み、とっさの行動に備えるための体の仕組みです。
暗い場所だけでなく、明るい場所でも瞳孔が丸く大きく開いている場合は、恐怖や興奮が関係している可能性があります。急な物音や、知らない人やほかの動物との遭遇などで見られやすいです。
ただし、瞳孔の開き具合には個体差があり、喜びや強い興味で開くこともあるため、他の仕草と合わせて様子を見るのがポイント。開いているときは無理に構わず、そっと見守りましょう。
2.イカ耳になる
続いて挙げられるのが、耳を横や後ろに倒す「イカ耳」。警戒や不安、怒りのサインとされています。そもそも猫の耳は感情表現にも使われる部位。耳を伏せることで相手からの攻撃を受けにくくする防御姿勢という側面もあります。知らない人が急に近づいたときや、苦手な物音を聞いたときなどに見られやすいです。
イカ耳が見られるときは、強いストレスを感じているサイン。無理に近づかず、猫が自分から落ち着くまで距離を取って見守りましょう。
3.体を低くする
体を地面に近づけ、姿勢を低くする行動は、身を守ろうとする防衛本能によるもの。野生では、体を低くすることで自分の姿を目立たなくし、天敵に見つかりにくくする効果がありました。猫が驚いたときや強い警戒心を抱いたときに、とっさに体を低くする姿が見られやすいのはこのためです。
低い姿勢は、次の行動に備えている状態でもあります。刺激を与えないようにし、静かな環境を保つよう心がけましょう。
4.やんのかポーズ
体を横向きにして背中を丸め、毛を逆立てる「やんのかポーズ」は、強い警戒や威嚇のサインとして知られています。これは、自分の体を実際より大きく見せることで、相手を威嚇し争いを避けようとする行動です。しっぽを太く膨らませたり、横歩きをしたりする様子が同時に見られることもあります。知らない猫や犬など、他の動物と遭遇したときに見られやすいサインです。
やんのかポーズは、状況次第ではストレスがかかっているサインでもあります。無理に引き離そうとせず、相手となる動物や人との距離を落ち着いて離しましょう。
見られがちな場面や落ち着かせる方法

これまで紹介したサインは、来客時や動物病院への移動、引っ越しや模様替えなど、環境の変化があるときに見られやすいです。また、慣れない場所や音、においが加わる場面では、警戒心が強まりやすいケースもあるでしょう。
猫を落ち着かせるには、まず無理に近づいたり抱き上げたりしないことが大切。猫が自分から安心できる場所に移動できるよう、隠れられるスペースを用意しておきましょう。具体的には、静かな部屋に移動させたり、キャリーケースなど使い慣れたものを近くに置いたりするのも効果的です。猫のペースを尊重しながら、焦らず安心させてあげましょう。
まとめ

猫が危険を察しているときには、様々なサインが表れます。サインに気づいたら無理に近づかず、猫が安心できる環境を整えてあげましょう。今回の記事を参考に、日頃から愛猫の様子をよく観察してみてください。
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