〝怒らないでね〟【 市川團十郎 】監督の願いに〝ヤバいシーンか〟 ヴェネチア受賞に「あ、そう」の新之助、実は〝やったぜ!!!〟【 映画「襲名」】

歌舞伎俳優の市川團十郎さん、新之助さん親子と三池崇史監督が9月18日、映画『襲名』市川團十郎×市川新之助×三池崇史監督 大ヒット祈願&囲み取材に登壇しました。
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9月25日に全国公開される本作は、歌舞伎界で最も歴史がある成田屋の、市川團十郎さん・新之助さんの“親子同時襲名”までを追ったドキュメンタリー映画。先日開催された第83回ヴェネチア国際映画祭で、日本映画で初めて公式独立賞『Cinema & Arts Award』の最優秀作品賞を受賞しました。現地に行った團十郎さんが、世界三大映画祭初、レッドカーペット上で歌舞伎衣装で「見得」を切り世界中を魅了させたことが大きな話題となりました。
公開に先立ち、「成田屋」の由来でもあり、ゆかりの深い成田山新勝寺の東京別院である深川不動堂でヒット祈願の御祈祷に参加した3人。團十郎さんは〝護摩で焚かれる炎の力を改めて見て、この作品が多くの方々の力を得て、不動明王さまという力を得て、何か新しいものを見つける世界へ一歩踏み出してくれたらいいなと思いながら、ご護摩を、成功祈願を受けました〟とスッキリとした表情を浮かべました。
今月12日、映画祭での受賞を祝した緊急会見に応じた團十郎さん。その際、受賞を聞いた際の息子・新之助さんの受賞時の反応について〝「あ、そう」って(笑)何も感じてないと思う。彼はそういう所に執着がない〟と、受賞について、新之助さんの反応がとても淡泊であったことを明かしていました。
きょうの会見で、改めて記者が、受賞当時の思いを新之助さんに尋ねると、〝受賞を聞いたのは、ヴェネチアから帰ってきた後だったので、本当に現地の方ともたくさん触れ合ったので、より嬉しく感じました。嬉しかったです〟と、受賞の喜びをしっかりとコメント。
すると、隣で聞いていた父・團十郎さんは〝いやいや、「ふーん」っていう反応だったよ?(笑)〟と問うと、新之助さんも負けじと〝いやいや、心のなかは「やったぜ!!!」って。すごいなって〟と父の方を向いてにっこり。ちょっぴり訝し気な表情で〝本当なの~?(笑)〟と團十郎さんが突っ込みを入れる、その軽快な親子のやりとりが会場の笑いを誘いました。
また、本作が完成するまで、主演の團十郎さんは、作品への注文を一切付けず、構成や使うシーンなど、映画制作の全てを監督に委ねていたそう。三池監督は〝驚きなのは、(團十郎さんは)一度もチェック無しなんですよ。お芝居ならともかく(ドキュメンタリー映画だから)自分の幼いときとか、見られたくない部分とか。普通だと「ここは使ってもらいたくない」とか言うと思うんですけど、全くノーチェック。「監督が良ければそれでいいです」と。音楽も全部付けて完成したあとに試写をしたが、一応その前に「(作品に)何があっても怒らないでくださいね」って言った(笑)〟と話しました。
三池監督からの言葉に團十郎さんは、〝監督との関係性のなかに「信頼」というものがあるからこそ、私がとやかく言う筋合いはない〟ときっぱり。一方で、〝まぁ、試写の前に「怒らないでね」って言われて、よっぽど何かヤバいシーンが入ってるのかなって。多少ヒヤヒヤはしました(笑)〟と、当時を振り返り笑顔を浮かべました。
【担当:芸能情報ステーション】