犬の『肛門腺絞り』放置するリスク5選 どのぐらいの頻度でケアすべき?今すぐ病院に行くべきサインまで

2026-10-13 20:20

愛犬の「肛門腺絞り」を怠ると、どんな怖いトラブルが起きるか知っていますか?適切なケアの頻度や、今すぐ病院へ行くべき大切なサインについて解説していきます。愛犬の健康を守るために一緒に確認していきましょう!

犬の「肛門腺絞り」を放置する5つのリスク

柴犬のお尻

1.肛門嚢炎を引き起こす

肛門の左右にある小さな袋の中に古い分泌液がずっと溜まり続けてしまうと、中で雑菌が繁殖してしまい、強い炎症を起こす「肛門嚢炎(こうもんのうえん)」になってしまいます。

お尻の周りが赤く腫れ上がって熱を帯び、犬が痛がって座るのを嫌がるようになるなど、日常生活に大きな支障が出てしまうため非常に危険です。

日頃からお尻の様子を気にかけて、液がパンパンに溜まる前に適切に排出してあげることが、炎症を防ぐための大切なポイントになります。

2.破裂して膿や血が出る

炎症が悪化して放置され続けると、パンパンに膨らんだ袋の皮膚が耐えきれなくなり、ある日突然破裂してしまうという恐ろしい事態が起きます。

破裂してしまうと、中から大量の膿や血がドロっと飛び出してきて強烈な臭いを放ち、犬にとっても想像を絶するほどの強い痛みを伴うため、一刻も早い治療が必要になります。

一度破裂すると治るまでに時間もかかるため、定期的なケアでこの最悪の事態を絶対に回避しなければなりません。

3.お尻を床にこすりつける行動が増える

肛門のあたりに違和感やかゆみ、不快感が溜まってくると、犬は自分の力で何とかしようとして、お尻を床やカーペットにペタペタとこすりつけて歩くようになります。

この仕草が見られたときは、分泌液がすでにパンパンに溜まっていて「早くすっきりさせてほしい」と訴えている大きなサインです。この状態をそのまま見過ごしてしまうとさらなる炎症につながるため、床をこすり始めたら早めにケアを行うようにしましょう。

4.細菌感染による激しい痛みと発熱

溜まった液が原因で雑菌が全身に広がってしまうと、お尻の痛みだけでなく、発熱したり元気がなくなってぐったりしたりする全身症状を引き起こすことがあります。

普段は元気いっぱいの愛犬がごはんも食べられなくなってしまうほど辛い思いをする原因になるため、日頃からのこまめなチェックが欠かせません。痛みが強くなると触られるのを極端に嫌がるようになるため、重症化する前にしっかりと予防してあげましょう。

5.慢性化して再発しやすくなる

一度ひどい炎症や破裂を経験してしまうと、その部位の組織が弱くなってしまい、その後も何度も繰り返しトラブルを起こす慢性的な体質になってしまいます。

定期的なケアを怠ることで何度も辛い思いをさせてしまうため、正しい頻度を知って未然に防いであげるようにしましょう。一度慢性化すると完治させるまでに時間と労力がかかるため、日頃の予防が何よりも愛犬を救うことにつながります。

どのぐらいの頻度でケアすべき?

肛門絞り

愛犬の肛門腺絞りを行う適切な頻度は、犬種や体の大きさ、そしてその子の体質によって大きく異なります。

一般的には、小型犬やあまり運動をしない室内飼いの犬、または高齢の犬は自分で上手に分泌液を排出することが難しいため、およそ「3週間から1月に1回程度」のペースを目安にケアしてあげるのが理想的です。

ただし、元々うんちと一緒に自然と分泌液が押し出される体質の犬もいるため、すべての犬に毎回の絞り作業が必ず必要というわけではありません。

お散歩の途中や普段の排泄の様子をよく観察しながら、トリミングサロンを利用するタイミングや動物病院で健康診断を受けるついでに獣医師にチェックしてもらい、その子にぴったりの正しい頻度を相談してみるのが一番安心で確実な方法です。

今すぐ病院に行くべきサイン

おしりの診察

自宅でのケアで対応しようとしても、愛犬の様子にいつもと違う異変が見られたときは、自分で無理に絞ろうとせず今すぐ動物病院へ連れて行く必要があります。

例えば、お尻の周りが明らかに腫れていたり、触ろうとすると激しく怒って噛もうとしたりする場合は、すでに強い痛みや炎症が起きている証拠です。

また、皮膚が破れて血や膿が滲み出ているときや、すでに破裂しているのを発見したときは、二次感染を防ぐために一刻も早い専門的な治療が求められます。

さらに、お尻をしきりに気にしてグルーミングが止まらなかったり、発熱して食欲が落ちていたりするときも危険な状態です。素人判断で触るとかえって症状を悪化させる原因になるため、少しでも不安を感じたらためらわずに獣医師の診察を受けましょう。

まとめ

おしりをこする犬

犬の肛門腺絞りを放置してしまうと、激しい炎症や破裂といった辛いトラブルを招く原因になります。愛犬の体質に合わせた適切な頻度でケアを行い、お尻をこする仕草や腫れなどの異常サインを見逃さないことが大切です。

日頃から愛犬の体を優しく気にかけて、安全で健やかな毎日をしっかりと守ってあげましょうね。

関連記事

・眠たそうな犬を撮影した結果→なぜか『必死に起きよう』としていて…もう寝てほしい『限界すぎる光景』が36万再生「何故に戦う?w」「天使」
・草むらに夢中になりすぎて『ゴールネット』に絡まった犬→絶対に野生では生きていけない光景が32万再生「思った以上で草」「困った表情が最高」
・毛が抜けない犬種おすすめ人気ランキング!小型犬や中型犬・大型犬まで
・おしっこを失敗してしまった犬→『どうしてここにしたの?』と聞いてみた結果…許すしかない『反省の仕方』38万再生「可愛すぎる」「反則ww」
・犬が寒いと感じる温度は何度?秋冬の適切な温度や対策方法について

  1. イオンへの熊本地震による被害額およそ42億円 純利益は前年同期比3倍以上の133億円の黒字 今年1月のツルハ統合やベトナムのイオンモールけん引
  2. AIがさらに賢いAIを生む?暴走リスクに「開発スピード減速」訴える企業も…急速進化でAIは「新たなフェーズ」へ【Nスタ解説】
  3. 「悪魔的スモア」とは?5分でホクホク神グッズ&甘さ激変の裏ワザまで…サツマイモの日に「サツマイモ革命」【Nスタ】
  4. Orbius、StarEDGEプラットフォームで新たなエッジクラウドソリューションを発表、どこでもAI活用を可能に
  5. 「チャットGPTで探した」 運転免許試験でベトナム語の問題流出 ベトナム語の学科試験を一時中止 千葉県警
  6. 神奈川・横須賀市など県内4市でメールアドレス漏えいか 市から委託受ける会社に第三者による不正アクセス
  7. ロシアが実効支配の択捉島を中国の代表団が訪問 共同事業の可能性を調査
  8. おしりが汚れてしまった猫→『お風呂場』に連れて行った結果…あまりにも賢い行動に2万いいね「いい子すぎる」「天才……!」と称賛の声
  9. 猫に『ごめんね』と伝える方法4選 間違った方法では逆効果に?避けるべきNG行為まで
  10. 犬の『肛門腺絞り』放置するリスク5選 どのぐらいの頻度でケアすべき?今すぐ病院に行くべきサインまで
  1. 冷蔵庫が温度50℃に フランス各地でスーパーマーケット数百店舗に大規模サイバー攻撃 食品大量廃棄 「地獄のような日々だ」被害企業のCEO
  2. 韓国・仁川の大型商業施設で切りつけ事件 8人重軽傷 1人が一時心肺停止 両手に刃物を縛り付けた50代男が利用客を襲撃か
  3. 【 紗栄子 】 ワンオク・Ryotaとの交際を報告 「今世で再び誰かと共に人生を歩んでいく未来を、私は想像していませんでした」 支援活動通じた絆やファンへの感謝つづる
  4. 【速報】高市総理 簗農水大臣から「今夜中に電話で報告受けたい」と明らかに シャトルバスめぐる問題について
  5. 「黒煙が上がっている」廃棄プラスチックを扱う工場で火災 けが人なし 奈良市東部の山林広がるエリア
  6. 【 花田虎上 】 「やっぱり千葉の家 心が休まります」夫婦連携の草刈りでスッキリ 愛娘の中間試験前には“お庭でアウトドア学習”も
  7. 「銀のさら」最大約650万件の個人情報流出か 今月7日から公式サイトやアプリで注文できず
  8. 神社で相次ぐ銅板窃盗 地域住民が怒りの声「罰当たりだ」 神様を祀る場所での卑劣な犯行
  9. 韓国・仁川の切りつけ事件 逮捕の50代男は過去にも事件…位置情報追跡の“電子足輪”装着も 8人重軽傷 1人が一時心肺停止
  10. 盛り土が崩落の千葉・酒々井町 住宅浸水すべて解消 “再び大雨が降れば水位上昇のおそれ” 国交省が引き続き警戒呼びかけ
  11. 【速報】簗農水大臣の進退 高市総理「考えさせていただく」 “予算カット”発言に「不適切で本当にダサい」
  12. 「味の素冷凍食品」の元社員を背任の疑いで逮捕 架空取引で会社に約3400万円の損失か