“総理官邸・自民党本部襲撃事件” 殺人未遂や火炎瓶処罰法違反などの罪に問われた男の初公判 認否示さず 弁護側はすべて争う方針示す 東京地裁
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-11-02 13:27

おととし10月、東京・永田町の自民党本部と総理官邸を相次いで襲撃した罪に問われている男の初公判が、東京地裁で行われました。男は黙秘して認否を明らかにしませんでしたが、弁護側は公訴棄却を求めた上で、「事件のすべてを争う」と主張しました。
臼田敦伸被告(51)はおととし10月、永田町の自民党本部前で複数の機動隊員や隊員が乗る車両に向けて火炎瓶5本を投げ、殺害しようとした罪などに問われています。
東京地裁できょう(2日)行われた初公判で、裁判長から起訴内容について問われた直後に立ち上がり、「国旗国歌法に基づき、正確に作った日章旗です」と話して、手元の日の丸が描かれた紙を破り捨てました。
その後、臼田被告は黙秘して認否を明らかにしませんでしたが、弁護側は公訴棄却を求めた上で、「事件のすべてを争います」と主張しました。
検察側は冒頭陳述で、既存政党の解体などを求めた臼田被告は、「暴れる力で社会を変えよう」と考え、火炎瓶の製造方法を調べてSNSに自民党や警察などを批判する投稿をしていたと指摘しました。
判決は、12月9日に言い渡される予定です。
警察当局はこれまでに、臼田被告を特定の組織に所属せず単独でテロなどを起こす「ローンオフェンダー」と認定しています。