寝たきりの母犬…10年ぶりに再会した我が子たちを見守る表情に「涙が止まらない」「母犬はずっと母なんですね」

10年ぶりに我が子と再会した寝たきりの母犬。その穏やかで優しい表情に、感動の声が広がっています。親子の再会の様子をぜひご覧ください。

今回ご紹介するのは、YouTubeチャンネル『ヴィヴィまり日記』に投稿された動画です。動画は47万回以上再生され、視聴者から「涙があふれてきました」「みんな愛おしく尊い」など感動のコメントが殺到しています。

寝たきりになってしまった母犬ダイアちゃん

YouTubeチャンネル『ヴィヴィまり日記』に登場するのはシベリアンハスキーのヴィヴィアンくん。10歳のヴィヴィアンくんには14歳の母犬「ダイア」ちゃんがいますが、動画を撮影した当時、高齢のダイアちゃんは体調を崩しがちで寝たきりになり、飼い主さんが介護をしている状態だったそうです。

体調を崩してしまったダイアちゃん

「体調が悪いダイアちゃんの為に何かできることはないか…」そう考えた飼い主さんたちが思いついたのは、ダイアちゃんを子供たちに会わせることでした。ダイアちゃんが産んだ子犬はヴィヴィアンくんを含め全部で5匹。ヴィヴィアンくんと他3匹はヴィヴィアンくんの飼い主さん親族にそれぞれ引き取られていましたが、ロッタくんという1匹だけは他の家族にお譲りされていたんだそう。

10年前の母犬と子犬たち

親族に飼われている5匹は時々ダイアちゃんにも会っていたそうですが、ロッタくんを含めて6匹で最後に会ったのは10年前のこと。残念ながら長男犬まろんくんはすでに亡くなっていたそうですが、「ダイアちゃんと子供たちを再会させてあげたい」そう思った飼い主さん達はロッタくんのご家族と連絡を取り、再会の場を設けることにしました。

10年ぶりの親子の再会に感動

約束の日、当日。再会の場所であるロッタくんのお家へ1番に到着したのはヴィヴィアンくん。ヴィヴィアンくんもロッタくんと再会するのは10年ぶりだったといいます。お互いのニオイを嗅ぎ合い、嬉しそうだったというふたり。きっと兄弟だということが分かったのでしょう。しばらくすると姉妹犬たちも到着し、ヴィヴィアンくん達は再会を喜びあっていたそうです。

兄弟の再会

「久しぶりだね！」

そして母犬との再会の時。立つことができなくなっていたダイアちゃんは、カートに乗ってロッタくんに会いにきてくれたのだそう。末っ子のロッタくんと母犬ダイアちゃん、親子の10年ぶりの再会です。ダイアちゃんのニオイをしきりに嗅ぐロッタくん。ダイアちゃんは我が子だと気づいたのか、とても穏やかで優しい眼差しをロッタくんに向けていたといいます。感動の瞬間に、思わず飼い主さん達も大盛り上がりしてしまったんだとか。

10年ぶりに再会した親子

ダイアちゃんも嬉しそう

子供を見守る母犬の表情が尊い

再会後、ロッタくんのお家にお邪魔した母犬と兄弟犬達。楽しそうに遊ぶ子供たちを、ダイアちゃんはカートの中から見守っていたんだそう。子供たちはもう10歳になっていましたが、お母さんは我が子が何歳でも様子が気になるのでしょう。子供たちの気配を感じながら、ダイアちゃんの表情はとても穏やかだったといいます。

子供たちの様子が気になる母

賑やかで楽しいね

そんなダイアちゃんの様子を見て、飼い主さんたちは記念に母犬と兄弟犬の家族写真を撮ろうと試みたそうですが、4匹いる兄弟犬をダイアちゃんの周りに集めるのは至難の業。特に、次男犬であるヴィヴィアンくんはマイペースにうろうろしていたのだとか。それでもダイアちゃんは、子供たちが自分の周りに集まっていることに、とても嬉しそうにしていたといいます。何年経っても母であることに変わりはないのでしょう。ダイアちゃんの我が子たちへの大きな愛を感じます。

「みんな集合して～！」

元気な我が子を見守るダイアちゃん

この投稿には、「お母さんの優しい顔がたまらなく愛おしい」「わかってるんだろうな、母も子も」「素敵な時間を共有できたこと、それぞれの飼い主さんに感謝！」「母犬ダイアちゃんの笑顔が可愛すぎる」「お母さん本当に嬉しそう♡」「お母さん犬の表情が明るくなって、涙出てきました」「優しい飼い主さんたちだ。感動しました」など、ダイアちゃんの優しい表情に感動した視聴者からのコメントが多くのコメントが寄せられています。

残念ながら母犬ダイアちゃんはその後、天国へ旅立ってしまったそうですが、YouTubeチャンネル『ヴィヴィまり日記』にはヴィヴィアンくんの楽しい日常の様子がたくさん投稿されています。ぜひチェックしてみてくださいね。

ヴィヴィアンくん、飼い主さん、この度はご協力誠にありがとうございました！

写真・動画提供：YouTubeチャンネル「ヴィヴィまり日記」さま
執筆：綿鍋 あや
編集：わんちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。