個性的な『毛のない猫種』2選!スフィンクス以外にもいるって知ってました?

2024-04-30 17:00

『毛のない猫』と聞いて、どんな猫を想像しますか。その特徴的な外見に、最初は驚いてしまう人もいらっしゃるかもしれません。しかし、有名なスフィンクスをはじめ、実はとても人気のある猫種でもあるのです。そこで今回は、個性的な「毛のない猫種」について解説したいと思います。

1.ドンスコイ

ドンスコイの子猫

ドンスコイは、ロシア原産の猫種です。

エレーナ・コバレワという女性が「ドン」という名前の川の付近で見つけ、その外見が「スフィンクス」という猫種に似ていることから、最初は『ドン・スフィンクス』という名で登録したといいます。後に、他の団体から今現在の『ドンスコイ』という名前で登録されました。

この猫種の特徴は被毛にあり、大きく4つのタイプがあります。

まず、毛のないタイプである『ラバーボールド』。次に産毛が生えるという特徴を持つ『フロックド』。そして生まれた時には産毛があっても成長とともに抜けてしまう『ベロア』と柔らかい巻き毛を持つ『ブラッシュ』という4種類です。

見た目だけでなく性格もスフィンクスと似たところがあり、犬のように人懐っこい子が多いようです。

2.バンビーノ

バンビーノ

バンビーノはスフィンクスとマンチカンの交配で誕生した猫種のようです。ステファニー&パット・オズボーン夫妻が繁殖を成功させた猫種で、パット・オズボーン氏がイタリア系の方であったことからイタリア語で『赤ちゃん』という意味の『バンビーノ』という名前になったのだそうです。

成猫になっても見た目が子猫のままのようだ、という理由からの名付けだったのだと言われています。

マンチカン同様の特徴である短い足を持つ猫ではありますが、運動神経はとても良いようで飼い主さんに対しても愛情深く接してくれる性格を持つ子が多いのだとか。

ヘアレスキャットを飼う上での注意点とは

スフィンクス

基本的に産毛程度しか毛が生えない猫なので一般的な猫に比べて抜け毛といったものはありませんが、こういった猫種にも飼う際に注意すべき点はあります。

まず毛のある猫と比べて紫外線を多く浴びてしまうと皮膚炎になりやすいこいうところに注意しなければいけません。

さらに皮膚のシワに汚れが溜まりやすいという特徴もあるようです。そのため汚れが溜まるシワの部分を、蒸しタオルなどで定期的に拭いて綺麗にしてあげる必要も出てくるでしょう。

まとめ

女性に抱かれる青い目のドンスコイ

今回は、個性的な「毛のない猫種」について解説しました。

毛のない猫種は『ヘアレスキャット』と呼ばれて可愛がられていますが、その特徴ゆえに一般的な猫とは違うお手入れが必要になることもあるでしょう。

それでも、飼い主さんに犬のように懐いてくれたり愛情深い性格を持っていたりすることから非常に人気があり、ヘアレスキャットの愛好者は世界各地に存在します。

世界にはまだまだたくさんの猫種が存在しているのかもしれません。たまには愛猫以外の猫種についても調べてみてはいかがでしょうか。

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