猫のために『自動給餌器』って必要?メリット・デメリット3選 便利な反面、イタズラの的になることも

設定した時間に猫にフードを出してくれる「自動給餌器」。留守番をしてもらう時などには便利なアイテムですが、果たして懸念点などはないのでしょうか。そこで今回は、「自動給餌器」のメリットとデメリットをご紹介します。導入するか悩んでいる方は参考にしてみてください。

「自動給餌器」のメリット

自動給餌器の横に座る猫

猫を留守番させたりする際に、「自動給餌器」はとても役立ちます。では具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

1.帰りが遅くなるとき

飼い主さんの仕事が終わる時間が遅くなったり、旅行や出張などがあると、決まった時間に猫にごはんをあげることができません。また、お腹を空かせた猫が室内のものを誤飲してしまうこともあります。

しかし、自動給餌器があると、設定した時間に決まった量のごはんを与えることができます。

仕事が終わる時間が不規則など、帰宅する時間がはっきりしない飼い主さんは、自動給餌器があると便利でしょう。1泊程度なら自動給餌器で対応することも可能です。

2.早朝に起こされなくなった

猫はもともと、薄暗い早朝に活発になる動物です。早朝に「お腹が空いた」と飼い主さんを起こしたり、走り回ったりすることがあります。ごはんの時間になるまで猫を無視するというしつけ方もありますが、騒ぐ猫を無視し続けるのは難しいです。

その点、自動給餌器があれば、猫がお腹が空いたと鳴き出す時刻にフードが出るように設定できるので、起こされる回数が減ります。

3.ごはんの量の管理が楽になった

自動給餌器の種類によってはフードの量を自動で計って出すことができるので、毎回フードを測る必要がなくなります。

また、猫は早食いをして吐き戻してしまったり、空腹の時間が長いと胃液などを吐いたりすることがあります。

自動給餌器のフードが出る時間や回数、フードの量などを細かく設定することで、嘔吐を防ぐことができます。

「自動給餌器」のデメリット

自動給餌器のお皿をのぞく猫

「自動給餌器」のメリットが分かったところで、反対にデメリットはどうでしょうか。

これから導入を検討している場合には、きちんとデメリットも理解した上で決定されることをおすすめします。

1.ドライフードしか使えない場合が多い

自動給餌器は、タンクにドライフードを入れて使うものがほとんどです。ウェットフードは缶やパウチなどから出すと傷んでしまい、猫が食中毒を起こすおそれがあります。

ウェットフード対応の自動給餌器もありますが、腐敗や雑菌が繁殖しないようにするには飼い主さんが管理しなければならないので、留守時の使用には向いていません。

2.フードを取り出そうとして猫に壊される

自動給餌器の中にフードが入っているということを猫が理解すると、タンクから無理やりフードを取ろうとしたり、排出口に前足を入れてかき出そうとしたりすることがあります。

それによって、自動給餌器が壊れてしまうことがあります。

3.停電すると使えない場合がある

コンセントから給電する自動給餌器は、停電すると使えません。さらに、停電が復旧しても、設定がリセットされて指定した時刻にフードが出てこない場合もあります。

一方、乾電池式の場合は、電池切れの心配があります。

まとめ

自動給餌器の前に座る三毛猫

「自動給餌器」を使うと、愛猫をお腹を空かせて待たせることが少なくなったり、飼い主さんが睡眠不足にならなかったり、とメリットがあります。

一方で、ドライフードしか使えない、停電すると動かない、などのデメリットもあります。

とはいえ、いざというときのことを考えると、ときどきはあえて自動給餌器を使ったり、猫が自動給餌器に慣れていたりするのがいいのかもしれません。

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