物価高などで“袋の焼きそば”売上好調 もちもち麺に注目! 知られざる絶品ご当地“袋めん”も大調査【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-10-13 17:07

物価高の中、売り上げを伸ばしているのが、300円前後で買えるチルドタイプの焼きそばの生麺。スーパー大手の「いなげや」では、9月までの1年間の売上高が前年度と比較すると6.4%増加。ライフコーポレーションでも8月から9月の売上高が、前年比3.5%伸びたといいます。焼きそばのチルド麺、可能性はまだまだ広がります。

【動画】物価高などで“袋の焼きそば”売上好調 もちもち麺に注目! 知られざる絶品ご当地“袋めん”も大調査【Nスタ解説】

■「ゆでて混ぜるだけ」焼かない焼きそば

小笠原亘キャスター:
いま、袋に入った焼きそばの売り上げが好調だそうです。

第一生命経済研究所の永濱利廣首席エコノミストは「賃金が伸び悩む一方で、物価高が家計を苦しめている」といいます。

家に帰ってご飯を食べることが増えるも、主食のコメの価格は上昇し高止まりに。そこで袋の焼きそばの需要がアップしたそうです。

焼きそばの値段は上がっていますがリーズナブルに買えるので、人気が高まっているということです

食文化研究家で、ご当地焼きそばに詳しい大和イチロウ氏は「知られざる絶品のご当地“袋焼きそば”がある」といいます。

秋田県の「佐藤養悦本舗」が販売する「稲中焼そば」(2食648円)です。公式ホームページなどで購入できます。

「稲庭うどん」でおなじみの佐藤洋悦本舗です。稲庭中華焼きそば、略して「稲中焼そば」だそうです。

袋には「ゆでて混ぜるだけ!」とあります。焼きそばには珍しい「棒麺タイプ」で、それを焼かずに茹でます。そこに豚肉、キャベツを投入し、湯切りしてソースと絡めます。焼かずに完成です。

しっとりとした麺は初体験で、モチモチしていました。

佐藤養悦本舗の佐藤社長は、稲庭うどんの職人ですが、焼きそばが大好きで8年かけて開発した麺だということです。

私は佐藤養悦本舗のうどんが好きなんですが、それが焼きそばにも反映されています。

■「もやしがいい仕事をしている」 麺は味つき

小笠原キャスター:
大分県日田市の「想夫恋」が販売する「想夫恋焼そば」(1食550円)です。

日田市出身のTBS江藤愛アナウンサーは「本当に絶品です!地元に帰ったら必ず食べるソウルフード。とにかく麺が最高です」と話していました。「日田に行ったら、絶対に行った方がいい」とすすめるほどのお店だそうです。

作り方は、まずもやしを炒め、レンジで温めた具材入りの麺をそのまま入れます。麺には、味もついていて完成となります。

具は入っていますが、さらに美味しくシャキシャキ感を出すために、“追いもやし”も入れます。地元では、生卵をのせるのが定番だそうです。

井上キャスター:
(試食して)美味しかったです。麺の味もしっかりしていて、ソースも絡まっていました。もともと、できてるので味が絡まっているんです。その美味しさはありましたね。やはり、もやしがいい仕事しますね。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
味が決まっているのは良いですね。

小笠原キャスター:
東京都には上野店・神田店、神奈川県には横浜青葉店があります。その他にも、公式ホームページなどで購入できます。

■“袋のまま”食べる焼きそば

小笠原キャスター:
北海道美唄市の「角屋」が販売する「味付ゆで焼きそば」(美唄市156円/アンテナショップ254円)です。

食べ方に特徴があります。袋の下の方を押して、そのまま食べるというものです。炒めたりなどはしません。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
(試食して)美味しいです。焼きそばパンの上の麺を食べている感じです。味はしっかりしていて、塩気が強い気がします。十分これだけ食べられます。小腹がすいたときに最高です。

ホランキャスター:
「温めて食べてください」と書いてありますよね。

小笠原キャスター:
地元の人たちは、フライパンで炒めず、そのまま食べているそうです。

  1. 寒暖差7℃以上の体調不良は耳で改善 ジグザグ天気で“春の4K”に注意 花粉・黄砂で週末は春の嵐に【Nスタ解説】
  2. アメリカのトランプ大統領が来月にも訪中の可能性 香港メディアが報道 首脳会談の時期や場所めぐり駆け引きか
  3. 猫がドタドター!と『急に暴れだす』5つのワケ 何かにびっくりした?イライラしている?
  4. 犬が『食べたら死ぬモノ』5選 命に関わる危険な食べ物や致死量まで
  5. 震災を乗り越えた「ビデオテープ」…福島の人たちが「絶対残したい」と願う“記録”と“記憶”【THE TIME,】
  6. 【遠野なぎこ】「ビタミンと糖分を物凄い勢いで欲していた」卓上に並べた食べ物にフォロワー共感「美味しそうなチョイス」
  7. バレー女子日本代表アクバシュ監督 就任会見「フィジカル面、スピード、適応力を強化」独自のランキングで選手を選考
  8. 【迷惑】SNSで話題「手が届く標識」写真を撮るため多くの人がやってくるも…シールをベタベタ貼られて大迷惑 立ち入り制限も
  9. 赤ちゃんを怖がっていた保護犬が、現在…ちょっかいをかけられた時の『まさかの対応』が5万再生「貫禄が違う」「なんだかんだ仲良しw」と反響
  10. 「適切な経路で避難できれば確実に人命の被害が抑えられる」ゲームのシステムを使った“バーチャル津波避難訓練”で命を守れ
  1. 「無言でスマホで撮影しながら蹴飛ばしていた」ライブ配信をしていたとみられる20代くらいの女性が刃物で刺され死亡 東京・高田馬場
  2. 日産・内田社長が三月末で退任 後任に商品企画の責任者を務めるイヴァン・エスピノーサ氏
  3. 「モノをさすっているようだった」“人間カイロ”で低体温症の消防士を救った中学生のとっさの判断 東日本大震災から14年を前に2人が再会
  4. 【人工股関節の手術】空気階段・鈴木もぐらさん退院 ギャンブル好き芸人が“身元引受人” 直後に笑顔で喫煙
  5. 上皇后さま喪に服される 兄・正田巌さん(93)が今月5日に亡くなる 上皇后さまは1月に巌さんが入居中の施設へ面会に
  6. 「スーパーサラリーマン清水」を名乗る元リフォーム会社経営の男ら4人逮捕 国などの許可を得ずに工事か 建設業法違反疑い 警視庁
  7. 【仲里依紗】夫・中尾明慶へ感謝の“サプライズUber”も「ハメられたぜぇ〜‼︎」 夫婦でイベント登壇
  8. ドゥテルテ前大統領、逮捕される 逮捕前には「国の平和と安全を守るためだった」 ICCから人道に対する罪で逮捕状
  9. 【速報】東北新幹線“連結外れ”トラブル 取りやめていた連結運転について14日から順次再開へ JR東日本
  10. 「スーパーサラリーマン清水」を名乗る男ら4人逮捕 国などの許可を得ずに500万円以上の工事か 建設業法違反疑い 警視庁
  11. 日本郵便が配送運転手の「点呼」で法令違反 近畿支社管内140郵便局で 全国の郵便局でも調査開始
  12. 「お父さんと2人で大丈夫だよ」そう話した息子が迎えた新しい命…一人暮らしの父と震災15年目を前に撮った家族写真
×