5日後に迫った、アメリカ大統領選挙。首都ワシントンでは選挙後の暴動を警戒する動きが出ています。
【動画】アメリカ大統領選挙 首都ワシントンでは選挙後の暴動警戒 既に2つの州で郵便投票箱が燃える事件 投票日まで5日
記者
「ホワイトハウス近くのビルですが、大統領選挙で暴動が起こることをおそれて、ガラス窓を木の板で覆う工事をしています」
ガラスを保護するため、打ち付けられていく木の板。選挙後の暴動を警戒した対策です。
「いま、投票箱が燃えたりしていて不穏だと思います」
アメリカでは、2つの州で郵便投票箱が燃える事件も起きていて、投票日を前に緊張が高まっています。
2021年、選挙結果を認めないトランプ氏の支持者らが起こした連邦議会乱入事件。トランプ氏は現在も前回の大統領選で不正があったと主張していて、支持者の間では選挙の公正さへの疑念も広がっています。
トランプ氏支持者
「公正な選挙であれば、トランプ氏がレーガン大統領のときのような地滑り的勝利を収めるだろう。しかし、民主党はこれまでにないようなインチキをするかもしれない」
共和党支持者の29%が「国を守るためには暴力も認められる」と考えているという世論調査も出ています。
不安が広がる中で投票日を迎えることになります。