家計負担「2.2万円増」と試算 小麦・光熱費は低下の兆しも… JR東は運賃値上げへ【Nスタ解説】
2026年1年間で増えるとされている家計の負担額は、前の年と比べて1人あたり2万2000円と試算されています。
値上げはまだ続く見込みですが、一方で、値上げが落ち着くものもありそうです。
「調味料」1600品目超が値上げの見通し
日比麻音子キャスター:
2026年も値上げが続きそうです。
帝国データバンクによると、1月~4月の値上げは、調味料が1603品目、加工食品が947品目、酒類・飲料が882品目、菓子が90品目になるということです。
特に目立つのが「調味料」です。
▼日清オイリオ「ドレッシング / 400ml」
1月~ 388円→432円(44円UP)
▼キッコーマン「料理酒 / 500ml」
3月1日~ 396円→411円(15円UP)
▼味の素「マヨネーズ」
4月1日~ 約6~10%UP
4人家族なら…年間8万9000円の負担増?
日比キャスター:
第一生命経済研究所・主席エコノミストの永濱利廣さんの試算によると、2026年1年間の家計負担額は、前年比で、▼1人あたり2万2000円、▼4人家族だと8万9000円ほど増えるのではないかとされています
具体的には、外食、家電、診察代、旅行などが値上がりすると予想されているということです。
小麦の価格が低下でパン・麺の値上げ落ち着くか
日比キャスター:
値上げするものがある一方、比較的落ち着くとみられているものもあるようです。
第一生命経済研究所・主席エコノミストの永濱さんは、意外にも「食料品の価格が落ち着くのではないか」としています。
好天で小麦の価格が5年ぶりの水準まで低下してきている影響で、パン類や麺類の価格が落ち着くのではないかとみられていて、その影響でコメ離れが進み、その結果、コメの価格も下がっていくのではないかということです。
さらに、エネルギー価格の元となる原油価格が低下基調にあるため、光熱費や石油製品(ガソリン・ラップなどプラスチック製品)の価格も落ち着くのではないかということです。
とはいえ、永濱さんによると、「今後の世界情勢次第で、家計負担額はさらに増えたり減る可能性もある」といいます。
JR東日本 運賃10~440円の値上げへ
日比キャスター:
JR東日本によると、3月14日から全エリアで運賃の値上げを実施するということです。普通運賃(きっぷ)は10~440円ほど値上がりするといいます。
山手線で品川駅から池袋駅まできっぷで乗車した場合、現在の片道280円から、3月14日からは片道350円と70円UPします。
要因として物価高や人件費の高騰などがあり、さらにはホームドアの設置などインフラ設備の拡充にあてていくということです。
蓮見孝之キャスター:
少しの変化が1年で考えると大きな金額になります。計画を立て直してもいいかもしれません。
山内あゆキャスター:
交通系ICやラッシュの時間帯を避けたオフピーク定期券を利用するなど、情報を最大限生かしてがんばりたいです。