「猛烈な勢力」台風30号が“急カーブ”で列島直撃のおそれ 中心気圧は900hPa“スーパー台風”に…台風影響 157地点で“季節外れの真夏日”に【news23】
大型で猛烈な台風30号が中心気圧900ヘクトパスカル。“スーパー台風”と呼ばれる勢力に発達しています。週末には沖縄に、その後、本州に接近する可能性もあります。一方で、この台風が全国的に季節外れの暑さをもたらしました。
【写真を見る】10月なのに半袖、タンクトップ姿の人も 1年前の10月21日と比較すると…
中心気圧 900hPaの“スーパー台風”台風30号 沖縄には影響出始める
23日(金)からの週末にかけて警戒が必要なのが台風30号。猛烈な勢力で沖縄方面へ向かっています。
石垣島と周辺を結ぶフェリーは、21日午後は全便欠航するなど影響が出始めています。
全日空は22日(木)~24日(土)にかけて沖縄の那覇・宮古・石垣を発着する便を中心に、あわせて57便の欠航を決定。日本航空グループでも、22日(木)~23日(金)にかけ、108便が欠航となっています。
台風30号の中心気圧は900hPaで、“スーパー台風”と呼ばれるほどの勢力に発達しています。
2023年には、台風2号が900hPaまで発達し各地で大雨となりました。
和歌山県では住宅街が冠水し、静岡県では川が氾濫するなど被害が出ました。
列島に近づく“スーパー台風”の影響はほかにも。
東京都心の気温30.3℃と“季節外れの暑さ” 過去最も遅い真夏日に
21日は高気圧が強まり、全国的に“季節外れの暑さ”となりました。
その暑さは夜になっても続き、東京・都心の午後7時の気温は26.1℃。渋谷で行われた「東京ナイトマーケット」でも、Tシャツ姿で冷たいビールと、まるで“夏のイベント”のようでした。
30代
「歩いていると汗かいちゃうので、冷たい飲み物飲んでやっと涼しい。太陽がとにかく暑かった」
「一応ハンディファン持ってきた。きょう暑くて」
当然、日中の気温はもっと高く、東京・立川市の昭和記念公園ではセミの鳴き声が聞かれました。鳴き声を撮影した公園のガイドによりますと、初めてこの時期にセミの鳴き声を聞いたといいます。
21日の都心は30.3℃まで上がり、過去最も遅い真夏日となりました。街にはタンクトップ姿の人も。赤ちゃんも薄着です。
ただ、2025年の同じ日を見てみると、コートやストールを羽織る人の姿が見られました。2025年の10月21日都心の最高気温は17.2℃と13℃も低く、最低気温は13.9℃でした。
この季節外れの暑さは東京だけではありません。
全国157地点で真夏日を観測 大型で猛烈な台風30号の今後の進路に注意
21日は全国157地点で真夏日を観測。大阪は31.2℃、名古屋でも31.4℃と観測史上最も遅い、真夏日となりました。
最高気温が32.4℃となった香川県高松市。笠や日傘で直射日光を防ぐ人のほかに、かき氷を食べる子どもの姿も。
――10月だけどこんなに暑いのは?
男の子
「びっくりした」
奈良ではシカもこの時期の暑さに驚いたのかもしれません。日陰で涼んだり、水場でくつろいだりする様子も見られました。
この“季節外れの暑さ”をもたらした要因の一つでもある、大型で猛烈な台風30号。週末沖縄に接近し、その後本州付近に接近する可能性もあり、今後の進路に注意が必要です。