PHP「致命的な欠陥」で予防措置のウェブサイト停止が相次ぐ すき家や気象庁など幅広い企業や省庁などでサービス一部停止
世界中のウェブサイトで使われているプログラミング言語「PHP」に「重大な欠陥が見つかった」と発表されたことを受け、企業や省庁のウェブサイトが見られなくなるなどの事態が相次いでいます。
【動画】PHP「致命的な欠陥」で予防措置のウェブサイト停止が相次ぐ すき家や気象庁など幅広い企業や省庁などでサービス一部停止
きのうから相次いでいる私たちの暮らしに身近な企業のウェブサービスの一部が利用できなくなっている事態。▼外食大手のゼンショーホールディングスが運営する「すき家」や「はま寿司」で予約アプリの利用が停止。▼「CoCo壱番屋」はネットやアプリ上での予約注文を停止しています。
原因となったのはウェブサイトなどを動かすために使われるプログラミング言語=PHP。
GMO Flatt Security 米内貴志CTO
「一部の統計では世界の7割ぐらいのウェブシステムの裏側がPHPと言われている」
ウェブサイトを制作する際に欠かせない仕組みとなっているそのPHPに21日、「致命的な欠陥」が見つかったと発表されたのです。
PHPは修正プログラムを公開したものの、サイバー攻撃によりサイトが乗っ取られたりするおそれがあることから、予防措置として企業や省庁などでウェブサービスの一部を停止する動きが広がっています。
気象庁では「セキュリティ対策の一環で緊急メンテナンスを行っている」として、午後3時現在、気象データや火山観測のデータなど一部のコンテンツが閲覧できない状態となっています。
金融機関でも、多くの地方銀行や大手証券会社でネット上のサービスの一部を停止しましたが、みずほ銀行やりそな銀行では来店予約サービスを再開しています。
このほか、私鉄の小田急電鉄や食品メーカーの明治などでホームページが閲覧できなくなっていて、影響は幅広い業種に広がっています。
今後はさらに、PHPの欠陥の発見に端を発するサイバー攻撃の被害が実際に発生することが懸念されています。