GMO不正アクセス 「攻撃側に重大なミスか」脅迫サイトに特徴的な動き ホワイトハッカーが分析
GMOが不正アクセスを受けた事件。ホワイトハッカーによる分析で、攻撃側が重大なミスを犯していた可能性が見えてきました。
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とどまることのない、サイバー攻撃。きょうも新たな被害が。
暗号資産交換所大手のバイナンス。システム開発担当者のパソコンが乗っ取られ、63億ドル、およそ1兆円相当が不正に引き出されたと発表しました。
一方、GMOをめぐる事件ではハッカー側を特定する糸口が見え始めています。
「犯人の特定につながると考えられる情報を入手いたしました」
GMOは、1億5000万円の懸賞金をかけた情報提供サイトを開設。これまで、321件の情報が寄せられています。
徐々に追い詰められるハッカー。専門家は「重大なミス」を犯していたと指摘します。
アンノウン・テクノロジーズ 切敷裕大さん
「攻撃者は意図せず、ウェブサイトに訪問した人たちの記録を誤って公開していた」
脅迫サイトには、なぜか訪問記録を公開してしまうというミスがありました。
アンノウン・テクノロジーズ 切敷裕大さん
「ファイルの編集とその反映、その直後に訪問してきている特徴的な行動をしているIPアドレスが複数見受けられる」
特徴的な動きが見つかったのです。
それがこちら。脅迫サイトが「編集」されると直後に「訪問」の文字。自分でチェックする「足跡」が残っていたのです。
それをたどってみると…
アンノウン・テクノロジーズ 切敷裕大さん
「このIPアドレスを使っている端末が80とか結構多いという情報がある」
「80」という数字は、80世帯が住むマンションのような場所からのアクセスを示しているといいます。
ハッカーは、通常、脅迫サイトを訪問する際、「足跡」を消すために仮想サーバーを経由。しかし、この人物は1度だけ「集合住宅」のような場所からアクセスしていたのです。
アンノウン・テクノロジーズ 切敷裕大さん
「一番細かく絞れて“どこどこマンション”だとは思う」
また、別の方法で分析しているホワイトハッカーも…
日本ハッカー協会 杉浦隆幸 代表理事
「その人(ハッカーの可能性)の連絡先や住所、氏名は入っている」
やはり、ハッカー側の残した記録から名前や住所などを分析。GMOに情報を提供したといいます。
日本ハッカー協会 杉浦隆幸 代表理事
「そういうところ(ミス)が1個でもあれば、捜査機関であれば追跡は可能。(ハッカーが)捕まる可能性は高いのではないかと思っております」
ホワイトハッカーたちの追跡が事件解決の鍵を握っています。