悪口で用いられる「ブタ!」。
太っていて不潔な人に対して向けられることもあるこの言葉。
実は実態には全くそくしていなかったりします。
とてもかわいいうえに、魅力的な豚についてここでは解説していきましょう!!
豚とは
豚とは、そもそもどんな動物なのでしょうか。
その特徴などをまずは見ていきましょう。
元はイノシシ
豚は、もともとイノシシを家畜用に品種改良した動物です。
その寿命は10年~15年ほどとされ、野生下では最長27年生きた豚が確認されています。
世界各地で家畜用として育てられており、生命力と免疫力と適応力の高さを兼ね備えていることから逞しい動物といえます。
実は太っていないし汚くもない!
太っている人に対して「ブタ!」という悪口を言う人がいますが、実は豚の体脂肪率はモデル並み。
その体脂肪率は、14%程度しかありません。
人間の平均体脂肪率は成人男性で10%~20%ほど、成人女性だと20%~35%ほどなので、体脂肪率だけ見れば豚はスリムだということになります。
実は綺麗好き
それに加えて、豚はかなりの綺麗好き。
普段から定期的に泥浴びや水浴びをする他、ブタは排泄する場所と眠る場所に食べる場所とを自分で区別して生活するほどの綺麗好きなのです。
これは野生の名残で天敵に見つからないようにするためともいわれています。
けっこう賢い!
豚は実は知能も高かったりします。
ペットの定番である犬に匹敵するほどの知能を持ち、人を見分けることもできてしまうんです。
豚は危害を与える人のことをしっかりと覚えて、警戒するようになります。
逆に危害を与えないと分かれば、自分から近寄ってくるといった判断ができるようほど頭が良いのです。
犬と同じようにトイレを覚えたり、エサを覚えたりするだけではなく、芸も教え込めばしっかりとやるようになります。
ペットとして飼われていた豚が、心臓発作を起こした飼い主を助けるために、自分で道路に横たわって助けを求めた事例もあるくらいです。
ペットにもなる豚
そのポテンシャルの高さはペットとしての人気にもつながっており、近年は豚をペットとして飼う人々が増えてきました。
日本でも徐々に飼う人が増えているようですよ!
ミニブタの誕生
ミニブタは、ベトナムに生息していた小型のポットベリーピッグという種類の豚をヨーロッパなどで品種改良された豚です。
世界中で愛玩動物とされているミニブタは、そのほとんどがベトナムを起源とします。
現在までにミニブタは数十種も誕生しているとされますし、今後はさらにミニブタの品種が増えそうです。
ミニブタはミニとは付きますがそれは豚の中では小柄という意味です。
40㎏~70kgほどまで成長するため、サイズは超大型犬に匹敵します。
中には、100kgほどにまで育つこともあるので、飼育の際は成長しても責任を持ってお世話できるように十分なスペースの確保が必要です。
さらに小さいマイクロブタ
マイクロブタは、ミニブタをさらに小型化させたことで誕生しました。
最大でも40kgほどまでしか成長しないため、食肉用の豚が300kgまで成長することを比べるとかなり小柄だということが分かります。
とはいえ、犬ならゴールデンレトリバーでも30kgというのを考えれば十分大きな体となります。
かわいすぎる豚さんたち
ここからは、悶絶必至の超ド級に可愛い豚の写真たちをご紹介します。
寝ている姿はとても愛らしいですね。
マイクロブタカフェ!
近年は猫カフェやフクロウカフェなど動物と触れ合えるお店が人気を集めていますが、マイクロブタ専門のカフェも存在しています。
こちらは、日本初のマイクロブタ専門カフェ「mipig cafe」にいる豚さんです。
まとめ
人を罵る際に「ブタ!」なんて言うこともありますが、実際の豚はそのように蔑まれるような存在ではありません。
キレイ好きな上に賢く、近年は飼育する人も増えている動物なんですよ!