ココナッツの活用方法として、ココナッツミルクとココナッツオイルがあります。
特にココナッツオイルは、一時は”スーパーフード”とも呼ばれて海外セレブなどの間でも人気を博していました。
では、実際のところ何に良いとされていて、どんな風に食べれば良いものなのでしょうか?
ここでは、ココナッツオイルの特徴や食べ方、食べるだけじゃない便利な使い方などを解説します!
ココナッツオイルとは?
まずは、ココナッツオイルがどのようなものか解説します。
別名「ヤシ油」
ココナッツオイルは文字通りココナッツ(ヤシの実)から採られる油。
「ヤシ油」とも呼ばれ、食用や美容目的などで使用されています。
ココナッツオイルの特徴
ココナッツオイルには常温で固まってしまう性質があります。
室温が20度以下になると白く変色し、固体になってしまうのです。
20~25度では柔らかいクリーム状に、25度以上になると透明な液体の状態となります。
ココナッツオイルの種類
ココナッツオイルには、RBDココナッツオイル・バージンココナッツオイル・エキストラバージンココナッツオイルの3種類があります。
RBDココナッツオイルは化学処理をしたもの、バージンココナッツオイルは化学処理をしていないものを指します。
さらにグレードが高いとされているのがエキストラバージンココナッツオイル。
化学処理をせずに、かつ高品質なものだけがエキストラバージンココナッツオイルと呼ばれているんです。
6割が石鹸や洗剤として使われている
ココナッツオイルはさまざまな用途で使用されています。
日本では年間約10万トンが消費されていますが、全体の6割が石鹸や洗剤として利用されているそうです。
ココナッツオイルの使い方
ココナッツオイルは健康にも良い!とは聞くものの、毎日の生活の中でどのように利用すれば良いのかわからないですよね。
実は食べるだけじゃない!?ココナッツオイルの使い方をご紹介します。
食への利用法
ココナッツオイルはその名の通りオイル(油)なので、通常の油として利用することができます。
炒め物などに使うのも定番ですが、意外とおすすめなのがバターのようにトーストに塗る方法。さっぱりとした味わいで風味も良いんですよ。
液体状に溶かしてドレッシングとして使ったり、スムージーなどに入れるのもオススメです!
そして巷ではダイエットに良いなどと様々な効果がうたわれていますが、実際は科学的には証明されていないので、ネットなどの情報を鵜呑みにして摂取しすぎないように注意しましょう。
どんな健康食品でも、摂りすぎはNGです!
食べる以外の使い方
石鹸の原料としても利用されているココナッツオイルは、食べる以外の使い方も可能。
特に純度の高いエキストラバージンココナッツオイルなら、ヘアオイルとして使うこともできます。
髪だけでなく、肌に塗ってオイルマッサージも可能。
保湿力が高いので、乾燥による肌のかゆみにも良いと言われているようです。
さらに、オイルクレンジング代わりに使えばメイク落としもできるとされていますよ。
自分の肌に合うメイク落としが見つからない方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
【まとめ】ココナッツオイルを有効活用!
“万能のスーパーフード”としてブレイクしていたココナッツオイル。
とても使い勝手が良く活用方法がたくさんあるアイテムなので、毎日の食生活やスキンケアに取り入れているひともいます。
しかし健康やダイエットの効果については明確な根拠が証明されていないのも事実。
ネットの情報などを鵜呑みにせずに、適量を使うようにしましょう。