去年8月、千葉県船橋市の診療所に21歳の男性の遺体が遺棄された事件で、警察は新たに22歳の男を逮捕しました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、東京・江戸川区の自称とび職・星野巧翔容疑者(22)で、去年8月27日の午前1時前、船橋市夜間休日急病診療所に千葉市若葉区の三浦未来さん(21)の遺体を遺棄した疑いがもたれています。
この事件をめぐっては三浦さんの遺体を乗用車で診療所まで運んだとして、阿久津海祐被告(20)がすでに逮捕、起訴されています。
警察によりますと、星野容疑者は阿久津被告とともに乗用車で三浦さんの遺体を運んでいましたが、途中で降りたということです。
解剖の結果、三浦さんの死因は左硬膜下出血で、何らかの暴行を受けたとみられる皮下出血が複数か所、確認されたということです。
警察は星野容疑者の認否を明らかにしていませんが、他にも共犯者がいるとみて殺人の疑いも視野に捜査しています。