木の枝などに擬態するのが得意なナナフシ。
この虫は空を跳ぶ事もできる種もいれば、飛べない種も。
今回ご紹介する動画には飛べない種が出てくるのですが、羽根は生えていました。
しかし、その羽根というのはなんの役に立つのだろうと不思議になるほど小さく短かったのです。
ナナフシに小さな赤い羽根が!
動画が撮影されたのは、クロアチア。
タイに生息するナナフシの仲間の姿がとらえられています。
木の枝に擬態するのが得意なナナフシ。
その体は、木の枝や植物の茎のような細長い身体をしています。
すると、このナナフシが羽根を開くのですが・・・、その羽根は非常に短く跳ぶだけの力はなさそうです。
小さな羽の目的は
木の枝のような体をしたナナフシには、小さな羽根がありました。
パッと開いたその羽根は、とても真っ赤。
自然界では、赤など目立つ色は自分が毒を有していることを示す警告色になることが多いんだとか。
そうすることで自分が食されないようにするのですが、このナナフシの場合は違うようです。
派手な色を見せることで、外敵に自分を「毒のある生き物」だと思わせて身を守るんだとか。
実際には毒は有していないそうですが、この小さな羽も生きるためのアイデアみたいです。
動画はこちら
小さくも赤い羽根を持つナナフシ。
その姿は、こちらの動画からご覧いただけます。