埼玉県 いちごのおいしさ日本一、“いちご王国”栃木に挑む!【Nスタ解説】

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2024-02-01 20:54
埼玉県 いちごのおいしさ日本一、“いちご王国”栃木に挑む!【Nスタ解説】

埼玉県のいちごが「日本一おいしい」と言われていること、ご存知でしたでしょうか?そして、そのいちごをひっさげて、埼玉県が王国に挑んでいます。

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かつては作付け全国1位だったが…“量よりも質”にシフト!

上村彩子キャスター:
埼玉県が、最もおいしいいちごを生産する県として、「プレミアムいちご県」に認定されました。

認定したのは日本野菜ソムリエ協会です。この協会が、最もおいしいいちごを決定する大会を、2023年に2回開催しました。

まず1つ目が、2023年2月の「第1回全国いちご選手権」。最高金賞を受賞したのは「あまりん」です。

そして、12月に「クリスマスいちご選手権」を開催。こちらで最高金賞を受賞したのは「べにたま」ということで、2つの埼玉オリジナル品種が、それぞれ1位に輝いたんです。2つとも1パック1000円以上という、まさしくプレミアムないちごです。

では、そもそもなぜ、埼玉で日本一おいしいいちごが生まれたのでしょうか?

あまりん・べにたまを育成する埼玉県農業技術研究センターによりますと、1970年代、いちごの作付けが、埼玉は全国1位だったそうです。

しかし、全国のビニールハウスの導入の波に乗り遅れてしまって、上位から転落。数あるいちごに埋もれないために、量よりも質、つまりおいしさを追求した結果、おいしいいちごが生まれたということです。

そのおいしいいちごをひっさげて、日本一の埼玉が、生産量1位の栃木県に挑みました。

埼玉県の大野元裕知事は「いちご王国を掲げる栃木県に、日本一おいしいいちごの産地として売り込みに行きます」と宣戦布告。1月14日には「いちご王国・栃木の日」という栃木の誕生150周年を祝う一大イベントがあり、栃木県庁で埼玉のいちごを販売したんです。

栃木県の福田富一知事は、挨拶で「(全国いちご選手権で)栃木県は二番手でした」としたうえで、「『埼玉も混ぜろ』と知事が言って参りましたので、埼玉県自慢のいちごも販売しています」と、余裕の受け答えもみせました。

そして、県の担当者の方にそれぞれお聞きしたところ、埼玉県は「正直いって味は埼玉が勝ってます」。栃木県は「私どもも食味には自信を持っています」と、お互い一歩も譲りません。

第2ラウンドか!?という情報も入ってきています。なんと、「埼玉いちご祭」が2月10日・11日に開催されるのですが、こちらに栃木県のいちごも参戦予定だということで、この戦いがどうなるのか、Nスタとしても注目したいと思います。

ホラン千秋キャスター:
本当に今、各自治体はいちごだけに限らず、さまざまなフルーツや野菜をブランド化させようと、ファンを増やそうと頑張っていますけれども、消費者としてはおいしいものが増える一方なので、嬉しいなという気持ちですよね。

田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士):
両方ですよね、食べ比べができる。私、いちごはもう小さいころから大好きで、本当に小さいころはかなり酸っぱいいちごもたくさんあったイメージですが、本当に今はおいしいですよね。

埼玉発“幻のいちご”、2月は東京でも食べられるチャンス!

上村キャスター:
“幻のいちご”ともいわれ、埼玉県の近郊でしかなかなか手に入らないあまりんとべにたまですが、2月は東京にも続々と進出します。

まず、京王百貨店新宿店です。「ワッフルパレット」といって、いちごワッフルだけのポップアップストアが2月3日~14日の期間限定でオープン。あまりんとべにたまがたくさん乗っているワッフル、おいしそうですよね。

ホランキャスター:
「あまりんショコラ」が1296円、「べにたまショコラ」が1080円と、プレミアムなプライスではありますけれども、試したい方は!ということですね。

上村キャスター:
そしてもう一つ、伊勢丹新宿店です。本館の地下で、すでに1パック(6~9粒)1080円~で売られています。さらに2月15日~20日には「あまりんフェア」が開催されるということで、「あまりんのいちご大福」(1個540円)や「苺カスタードどら」(1個422円)、ぜひ食べてみたいですよね。

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