![日本新 !男子60mで多田修平が自身と桐生祥秀の記録を0秒01更新する6秒52で準決勝進出【世界室内陸上】](/assets/out/images/jnn/1022332.jpg)
■世界室内陸上 1日目(日本時間1日、イギリス・グラスゴー)
世界陸上の室内版、世界室内陸上が開幕した。男子60mの多田修平(27、住友電工)と東田旺洋(28、関彰商事)が日本勢のトップで登場。予選4組の多田は6秒52で自身と桐生祥秀の日本記録6秒53を0秒01更新した。多田はこの組2着、東田は予選6組で6秒62をマークし3着と、2人揃って準決勝進出を決めた。
多田は2月のアジア室内選手権で日本タイ記録の6秒53をマーク、今大会は「世界との差を確認したい。状態は上がってきているので、しっかりファイナルに残り6秒4台を目指します」と話していた。
予選4組で登場した多田は得意のスタートで飛び出すと、すぐに先頭に。ゴール直前では他の選手を見る余裕さえあった。ケニア選手と同タイムも2着、全体の3位で準決勝進出となった。また予選6組の東田はこの種目の世界記録保持者C.コールマン(27)の隣のレーンとなったが、慌てることなく後半に伸びのある走りで食らいつき3着で予選を突破した。
準決勝は日本時間2日午前4時45分から行われる。
男子400mにエントリーしていた佐藤拳太郎(29、富士通 )は脚の違和感を訴え、予選を棄権した。