![レジェンド葛西紀明 4季ぶりの海外遠征でW杯個人最多出場「572試合」&最年長出場記録更新も2回目進めず【スキージャンプ】](/assets/out/images/jnn/1025030.jpg)
■スキー・FISジャンプW杯・フィンランド・ラハティ大会(現地時間1日、フィンランド)
スキージャンプの葛西紀明(51、土屋ホーム)が2019年12月以来となる4季ぶりとなる海外でのW杯に出場。ギネス世界記録でもある自身のワールドカップ最多出場記録を「572 試合」に更新。また自身が持つ最年長出場記録も更新した。
フィンランドで行われているワールドカップに出場した葛西。予選を59人中、41位で通過すると、スタート台に現れた葛西に地元フィンランドの観客もひと際大きな声援を送った。1回目に117.5mのジャンプを飛び、コーチ陣も笑顔を見せたが、38位で2回目に進出できる30位以内に残れなかった。
【葛西紀明5つのギネス世界記録】
・冬季五輪最多出場(8回)
・冬季五輪スキージャンプ最年長メダリスト(41歳176日)
・ワールドカップ最年長優勝(42歳176日)
・ワールドカップ個人最多出場(572試合)
・ノルディックスキー世界選手権ジャンプ部門最多出場(13回)
■葛西紀明(かさい・のりあき)
1972年6月6日生、北海道下川町出身。土屋ホーム所属。
W杯は東海大四高1年の1988年に初出場、W杯2013ー2014を41歳7か月で最年長優勝、五輪出場は日本勢最多の8回となる。