「皆で助け合いながら復興に向けて一歩一歩前に進んでいきましょう」。輪島市の高校が卒業式を迎えました。能登半島地震の発生から2か月。石川県では241人が亡くなり、今も1万1千人以上の方が避難生活を強いられています。
【写真を見る】「皆で助け合いながら…」輪島市の高校では卒業式 今も1万1千人以上が避難生活 能登半島地震から2か月【news23】
「復興に向けて一歩一歩前に…」
石川県輪島市の門前高校。12人の生徒が卒業式を迎えました。
多くの生徒は市外に避難。“最後の日”は全員集まる事ができました。
卒業生
「希望をもってみんなで助け合いながら、復興に向けて一歩一歩前に進んでいきましょう」
石川県の死者は241人で、このうち災害関連死は15人。
1万1000人以上が避難所での生活を余儀なくされています。
輪島市では今も住民がビニールハウスに避難していますが、指定避難所ではないため、市は職員の不足などを理由に支援物資の配達を打ち切りました。
保靖夫さん
「仮設住宅がいつまでに建つ予定とか、日にちをある程度言ってくれないと頑張りようがない」
こちらは金沢市にあるゲストハウス。利用者の約9割を占めていた海外からの観光客は全く戻っていません。
レストラン&イン睦 小林睦史代表
「何人も同業の方がもう店を閉めている。うちもどこまで耐えれるかという感じ」
地震から2か月。継続的な支援が必要です。
ボランティア活動について「みんなの声」は
NEWS DIGアプリでは『能登半島地震から2か月』などについて「みんなの声」を募集しました。
Q.被災地へのボランティア どう思う?
「すでに参加している」…1.5%
「今後参加したい」…6.1%
「ボランティア以外で支援したい」…78.6%
「その他・わからない」…13.8%
※3月2日午前0時30分時点
※統計学的手法に基づく世論調査ではありません