![ダルビッシュ イチローが見つめる中OP戦2度目の登板、4回途中6奪三振「ナイスピッチング!」相手ベンチのレジェンドも絶賛](/assets/out/images/jnn/1031707.jpg)
■MLBオープン戦 パドレスーマリナーズ(日本時間4日、ピオリア・スタジアム)
パドレスのダルビッシュ有(37)が4日、オープン戦2度目となるマリナーズ戦に先発。3回1/3、47球を投げて被安打4(1本塁打)、奪三振6、四死球0、失点2だった。
オープン戦2度目のマウンドとなったパドレスのダルビッシュ、相手のマリナーズベンチには会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー(50)の姿が。
立ち上がりは1番・S.ハーガティー(29)をカットボールで空振り三振、2番・J.ポランコ(30)はスイーパーで見逃し三振、3番・M.ガーバー(33)もスイーパーで空振り三振と1回は3者連続三振。「試合前から準備の段階からすごく集中できているので、特にあたふたすることなく、集中して打者に向かっていけたなと思います」と振りかえった。
2回に入ると2死2塁で7番・C.マーロウ(26)にカットボールが甘く入り右中間スタンドへ運ばれる2ランホームラン。「こんなに飛ぶのっていう感じでしたけど」とダルビッシュもマウンド上で両手を広げ驚きの様子を見せた。
それでも3回、先頭打者にヒットを打たれたが、バッテリーを組んだC.キャンプサーノ(25)が盗塁を阻止。ダルビッシュはすぐに修正し、後続を打ち取った。4回、先頭のガーバーをカットボールで三振に打ち取ると降板。ダルビッシュは3回1/3、47球を投げて被安打4(1本塁打)、奪三振6、四死球0、失点2だった。
「前回よりフォームがズレている感じはありましたけど、スライダーとかスイーパーとか、変化球系がよかったので、うまく組み立てられたと思います。特にスイーパーに関しては、ちょっと改良していてすごくいい感じなので、前回に比べて真っすぐがちょっとよくなかったですけど、変化球は1歩前に進んだかなと思います」と新たな手応えを感じていた。
そして、何より嬉しかったのが「降板してベンチの方を見てたら、こっちの方を見てくださって、手をたたいて、ナイスピッチング、と言って頂いて、すごくうれしかったです」と相手ベンチにいたイチローに称えられたことと笑顔で話した。