アフリカ西部ブルキナファソで複数の村が武装集団に襲撃され、地元の検察当局がおよそ170人が殺害されたと発表しました。
ロイター通信などによりますと、ブルキナファソの検察当局は1日付の声明で、北部州ヤテンガ県の3つの村を先月25日、武装集団が襲撃し、およそ170人が「処刑」されたと発表しました。どのような武装集団による犯行かはわかっておらず、捜査が開始されたということです。
ブルキナファソでは、この10年ほど国際テロ組織アルカイダや過激派組織「イスラム国」とつながりのある勢力によるテロ活動の封じ込めに苦労していて、これまでに数千人が死亡し、200万人以上が避難を余儀なくされているということです。