高校歴代最多、通算140本塁打を放ち、米スタンフォード大学に進学が決まった佐々木麟太郎（18）が4日、日本スタンフォード協会主催の壮行会に出席した。壮行会の冒頭で、挨拶に立った佐々木は、スタンフォード大学への進学を決めた理由について、「『一瞬の喜びではなく一生の喜びで』と父親と２人で話したのを覚えている。そこが最後にスタンフォード大学に進学するきっかけになった大きな理由」と語った。
【写真を見る】スタンフォード大進学の佐々木麟太郎「最後まで粘り強く」壮行会で文武両道への覚悟示す
1日に花巻東高校を卒業し、9月から米・スタンフォード大学に進学する佐々木。スタンフォード大学は、世界の大学ランキング2位の学業とスポーツにも力を入れた名門だ。それだけに、佐々木は、「これから失敗の連続だと思うが自分自身も覚悟を持ってこの決断をしたので、最後まで粘り強く大学生活を送っていきたい」と、文武両道の学生生活への覚悟と、新天地での活躍に向けて決意を新たにしていた。
