通信大手のKDDIは、平均で6%賃上げします。また、高いスキルをもつ人材は、初任給が最大34万円になります。
きょう、KDDIは今年の春闘で、ベースアップと定期昇給をあわせて平均6%賃金を引き上げることで、労働組合と妥結したと発表しました。
24年前に合併して以降、過去最大の賃上げとなります。
▼定期昇給とベースアップなどで月1万4000円の引き上げ、▼ボーナスは一律で12万円を追加支給します。
対象となるのは、正社員およそ1万300人と契約社員およそ100人です。
さらに、4月に入社する新卒社員の初任給は、1万円アップして、28万円に。新卒の社員は、スキルに応じて報酬が区分され、博士相当の高いスキルをもつ人材は、最大で初任給を34万円にするとしています。
KDDIは、従業員の成長を加速させるほか、専門性の高い人材を継続的に確保したい狙いです。