全国の医療機関から報告された患者の数が、季節性インフルエンザは前の週から3週連続で減り、新型コロナは4週連続で減少しました。
厚生労働省によりますと、季節性インフルエンザについて、全国およそ5000の医療機関から今月3日までの1週間に報告された患者数は、6万8883人でした。
1つの医療機関あたりの患者数は、前の週と比べて0.83倍の「13.96人」となり、3週続けて減少しました。
都道府県別の感染状況を見ると、▼北海道が最も多い「27.35人」、▼次いで石川県の「24.85人」となっています。
インフルエンザの影響により、全国の2141の学校などで休校や学級閉鎖となっています。
また新型コロナについては、全国およそ5000の医療機関から今月3日までの1週間に報告された患者数は、3万4488人でした。
1つの医療機関あたりでは、「6.99人」と4週連続で減り、前の週と比べて0.88倍となりました。
都道府県別にみると、1つの医療機関あたりで患者数が最も多かったのは▼宮城県の13.16人、▼次いで新潟県の12.93人でした。