きょうの日経平均株価は1000円近く値下がりし、3万9000円を割り込みました。中継でお伝えします。
【動画】【日経平均株価】午前の終値=3万8704円 一時1000円近く急落 「マイナス金利解除」の見方強まり円高進む
先週、史上初めて4万円を突破した株価ですが、急落しています。週明けの日経平均株価は1ドル=146円50銭台まで円高が進んだことなどを受け、下げ幅は一時、1000円近くに達しました。午前の終値は先週末より984円安い、3万8704円となっています。
きっかけは、先週の日銀の中川審議委員の発言です。2%の物価安定目標の実現に向け、「着実に歩を進めている」と発言したことで、市場では“日銀が来週の会合でマイナス金利の解除に踏み切る”との見方が強まり、円高が進みました。
あさっては今年の春闘の“最大のヤマ場”となる大企業の集中回答日が予定されていて、日銀が来週、どう判断するかが焦点です。