バレーボール、世界最高峰・イタリアセリエAのプレーオフ準々決勝第2戦でモンツァに所属する日本代表の髙橋藍(22)が大活躍。チビタノーバを相手にセットカウント3-1 (24-26、25-18、25-21、25-20)で第1戦に続く連勝で準決勝進出に王手をかけた。
ラッキースパイクも炸裂
3戦先勝で行われるプレーオフ準々決勝の第2戦、前の試合は左足首のケガの影響で途中出場した高橋が2試合目でスタメン出場した。第1セットは接戦の末にセットを奪わたが、第2セットで珍しいプレーが起きた。それは4-3と相手にリードされている場面だった。
髙橋が放ったスパイクが相手ブロックで跳ね返り、本人の右肩を直撃。そのボールが相手コートに決まり、ラッキーな形で得点とした。髙橋は第3セット以降も多彩なスパイクやサーブで相手を崩し得点を量産、チーム最多となる18得点を奪いチームの連勝に貢献した。髙橋はこの試合のMVPにも選出された。
石川祐希も17得点
一方、ミラノに所属する日本代表・石川祐希(28)はプレーオフ準々決勝ピアチェンツァとの第2戦でチーム最多の17得点。しかしチームはピアチェンツァに敗れ対戦成績を1勝1敗としている。
ピアチェンツァ 3-1 ミラノ(25-22、20-25、21-25、14-25)