パック型の液体洗剤を誤って飲み込み死亡するなどの事故が起きているとして、国民生活センターが注意を呼び掛けています。
パック型の液体洗剤をめぐっては、子どもが誤って口に入れ嘔吐するなどの事故が起きていて、国民生活センターは2015年に一度、注意を呼びかけていました。
しかし、その後も施設に暮らす80代の男性がパック型の液体洗剤を誤って飲み込み、肺炎を引き起こして死亡するなど、こうした事故が医療機関ネットワークなどに35件報告されています。
こうした状況を受け、国民生活センターはきょう、パック型の液体洗剤について誤って飲み込むおそれがあるとして、子どもなどの手の届かない場所に保管するよう呼びかけました。
また、誤って飲み込んだ際は、▼口をよくすすぎ、▼その後も異常を感じる場合は、成分表示のあるパッケージなどを持って医療機関に行くよう呼びかけています。
