日課はチラシ配り、共同生活を送りながらライブの日々…名古屋アイドルシーンの新星「カラフルダイヤモンド」ってなんだ?

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-03-14 17:00

近年、名古屋は新たなアイドルの聖地として注目を集めている。地元発のアイドルグループが活発化し、その中でも特に注目を集めているのがボーイズグループ「カラフルダイヤモンド」。

BOYS AND MEN(通称ボイメン)の弟分としてボイメンエリア研究生の期間を経て2023年にデビューした。カラフルダイヤモンドは、名古屋の街角で毎日のようにチラシ配りをしたり、共同生活をしながらライブ活動するなど日々邁進する姿が注目されている。

メンバーである、古川流唯(ふるかわるい)さん、中下雄貴(なかしたゆうき)さん、内海太一(うつみたいち)さん、設楽賢(せつらくけん)さん、高垣博之(たかがきひろゆき)さん、國村諒河(くにむらりょうが)さん、岡大和(おかやまと)さん、小辻庵(こつじいおり)さん、関優樹(せきゆうき)さん、永遠(とわ)さん、加藤青空(かとうそら)さんの11名に、アイドルを目指したきっかけや名古屋の好きな場所について取材した。

アイドルになったきっかけは?

古川流唯
「お母さんと妹が雑誌を見ていたら、その雑誌の隅にBOYS AND MENの弟分大募集みたいなチラシがあったみたいで。それで応募してくれて、オーディションに行きましたね。中学校3年生の時で、高校に進学するタイミング。僕は野球をやる気満々で高校の野球の体験とかにも行ったりしていて、進路もここって決めていたんですけど」

中下雄貴
「フジテレビで放送していた番組『キスマイBUSAIKU!?』でバラエティーのアイドルを初めて見てめちゃくちゃおもろいなって。そこでちょっと感動して。面白いこともできたり、格好いい部分も見せたりするアイドルの可能性に惹かれて、いつかアイドルを目指そうと思ったのがきっかけです」

内海太一
「スポーツ用品店にボイメンの研究生を募集する貼り紙があって、何だこれはと思って。ボイメンさんはとにかく思いっきり全力でやるというスタイルでやられて、それにすごく心を打たれて僕もあんなふうにステージに立ちたいなと思ったのがきっかけです。しかもそのときボイメンさんは名古屋を中心に活動するグループなんですけど、大阪とか東京とか福岡でも研究生を募集すると。大阪の俺にもチャンスあるやんと思って応募して気づいたらここにいます」

彼らは、名古屋の街角で日常的に自分たちに関わる情報をのせたチラシを配っている。チラシ配りをすることでも名古屋の地元の人たちと交流を深めているが、配られた方はどのような反応なのでしょうか。

設楽賢
「悪かった面はやっぱり男性の方は受け取ってもらえない方とか、結構いらっしゃったりして。配ったら、なんで俺に配るねんって、怒られてるわけではないですけど、何かちょっとクシャクシャにされたりとか投げられたりとか結構ありました。でも嬉しかったこともあります。カラフルダイヤモンドって聞こえたんでもらいに来ましたとか、信号待ちしている車の運転手さんとかも窓を開けて、チラシちょうだいって言ってくださったり。あと普段普通にもらってサラッとされる方も多いんですけど、ありがとう応援してる頑張ってねって。その一言をもらえると頑張れるので、やりがいを感じつつ、毎日楽しくやっています」

名古屋で一番好きな場所はどこですか。

國村諒河
「名古屋で一番好きな場所に円頓寺商店街というところがありまして。番組のロケで行かせていただいた時もあったんですが、人が温かいんですよ。名古屋は大須商店街とかも有名ですけど、円頓寺商店街は、お店同士の人のかかわり合いがすごく強くて、あそこも行ってみたらとか、こっちも行ってみてとか、いろいろお勧めしてくださったり。名古屋の街を存分に感じられるのが、円頓寺商店街だなと」

関優樹
「名古屋港が好きです。海が見えるんですよ。名古屋では栄とか名古屋駅とかが都会で有名な印象があって、僕もそのイメージだったんですけど。名古屋港は海とかを見ながら食事ができたりとか、ちょっと落ち着いた空間みたいなのが気に入っています」

高垣博之
「夢見荘(*カラフルダイヤモンドのメンバーは共同生活をしている)。今住んでいる寮がやっぱり落ち着きます。横になれるのって家しかないと。外でベンチで座るとかはありますが、横になる機会って本当にないから。自分の寮が好きで休みの日になると昔はどこか出かけないともったいないと思ってたんですけど、今は横になれるのは今日だけだから、横になるだけ横になっておこうと。今では僕たちの寮、夢見荘が好きです」

デビューできた理由は何だと思いますか

「本当にわからないです。もしかしたら神様がそうゆう運命にしてくれたのかも知れません。逆に今からデビューできた理由を作っていきたいです」(小辻庵)

座右の銘は何ですか。

「挑戦しない成功はないです!好きな曲の中にこの言葉が入っていて、悩んだ時とか困った時にこの言葉の通りに挑戦しています!」(永遠)

加藤青空
「ハロ/ハワユという曲のサビの歌詞の『何故隠してしまうのですか?笑われるのが怖いのですか?』です。変に隠したりせずしっかりと誠心誠意ファンの方と向き合うほうが泥臭くても絶対に良いし、笑われるのが怖くては何もできないから、怖いとき恥ずかしいときはこの言葉を思い出して自分に問いかけています」

岡大和
「『誰かを思える想える心は、今を生きてるほほえみ』です。自分が自分がってなる時期も大切だとは思うんですけど、僕らを近くで支えてくれている関係者の方だったり、それこそファンの皆さんだったり、誰かのことを思って日々過ごしている心が自分の笑顔に繋がってるという。この言葉が大好きで、これを常に考えながら動いています」

3月15日から開幕するTBSドキュメンタリー映画祭で上映される『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』でも彼らの情熱やアイドルとして悩みや葛藤など貴重な素顔を映し出している。

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