きょう、東京都心の最高気温は15.6℃まで上がりました。さらに日曜日の最高気温は21℃と“春の陽気”になりそうです。春と言えば、気になるのが桜ですよね。
【写真を見る】ポカポカ陽気 週末の東京21℃予想、名所で「桜まつり」準備進む…“職場の花見”開催する?【Nスタ解説】
東京は週末気温上昇 22日に桜開花予想
井上貴博キャスター:
東京の最高気温です。平年、今の時期は15℃前後で14日は平年程度ですが、週末17日は21℃まで上がります。全国的にも気温が高くなりそうです。日本海側は少し雨降りますが、週末にかけて天気もよさそうです。
桜の開花予想です。全国的に平年より前倒しになっています。「桜前線が北上」という言葉すら死語になるかもしれません。
【桜開花予想日】ウェザーマップ予想
東京:3月22日、満開が3月31日
名古屋:3月21日
大阪:3月25日
仙台:3月29日
新潟:4月4日
都市化の影響とも言われていますが、東京・名古屋・福岡の辺りから同心円状に開花が広がっていく形になるかもしれません。
「職場のお花見」は開催する?
お花見はどうですか?というアンケート調査がありました。
【職場のお花見どうする?】
Job総研調べ「2024年 職場の花見実態調査」byライボ
Q.「職場の花見」開催する?
開催しない:88.7% 開催する:11.3%
Q.参加したい?
参加したくない:約6割
「プライベートを優先したい」
「気を使うのが疲れる」
Q.“職場の花見”イメージは?
「立ち回りを気にする」
「新人が頑張る催し」
「令和では流行らない」
「昭和の雰囲気」
田中ウルヴェ京さん:
私、思い切り昭和の人間ですけど、あまり花見ってした事なくて。ブルーシートに座るのも座り心地悪そうだし、なんで外で飲むのかな、と思っていたので。
ホラン千秋キャスター:
花見したければベンチに座って、仲いい友達と花見ながらお喋りして「カフェでも行こっか」が幸せですよね。
昭和の時代は「新入社員つらかった」
井上キャスター:
昭和ってこんなお花見がありましたよね、過去の映像をご覧ください。
昭和63年の上野公園です。余興などで大盛り上がり。踊っている人もいたり、みなさん楽しそう。中には、家から持ってきたのかブラウン管のテレビでカラオケを楽しむ人もいました。
当時のインタビュー映像もありました。「新入社員つらかった」という、こんなコメントです。
――これも仕事のうちなんですか?
場所取りをしている人:
「新人ですから、それはやむを得ないですね。はい」
前日から、会社によっては有給休暇などを取って、場所を取る。当時、携帯電話などありませんでしたので、「場所の連絡どうしますか?」とか「なんでこの場所を選んだんだ」とか、「トイレに近いとこがいいって言ったけどトイレに近すぎるだろう」とか。大変だったそうです。
田中ウルヴェ京さん:
確かに当時は携帯がなかったんです。本当に大変だった。その点では、いろんなコミュニケーションの工夫の力は養えたと思います。取った場所に対して、反対意見があっても「こういうふうにトイレの近くにあったんですよ。なぜならば」みたいに言える力がついたと言われればそうかもしれません。
ホランキャスター:
何人かで行って、だれかが場所をとって、「ここだからってみんなに伝えてね」っていう本当に伝言ゲームのように伝えていったということなんだと思うんですけど、本当に楽しいお花見は全然ありです。