![バドミントン山口茜、フルゲームの接戦制し4強入り 準決勝は世界ランク1位と対決【全英オープン】](/assets/out/images/jnn/1055326.jpg)
■バドミントン・全英オープン 各種目準々決勝(日本時間15~16日、イギリス・バーミンガム)
女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク4位の山口茜(26、再春館製薬所)は2(21-10、20-22、21-18)1で同7位のG.M.トゥンジュン(24、インドネシア)に勝利し、準決勝進出を決めた。
1ゲーム目は、スタートからスピードで相手を圧倒した山口。常に先手を奪うラリーでリードする。相手選手は横風に苦戦し、サイドアウトを連発、21-10で先制する。
コートチェンジした第2ゲームは、コントロールに苦しみながらも9-9と競り合う。逆に相手がコントロールしやすいコートに変わり、四隅に動かされ9-13とリードされる。後ろのコントロールに苦しむも、大きく上げて相手に打たせる配球に変え17-17の同点に追いつき、20-18とマッチポイントを奪う。しかし相手も粘りを見せ、20-22と逆転されゲームカウント1-1に。
最終3ゲーム目は、相手のスピードあるショットに苦戦し、10-11で折り返す。コートチェンジし、相手の流れで12-15とリードを許したが、サービスをロングサーブに切り替えて大きい展開からスタートすると守りから攻めのリズムを掴み一気に逆転。最後は21-18で勝利した。準決勝は世界ランク1位のアン・セヨン(韓国)と対戦する。
また女子ダブルスの世界ランク5位、志田千陽(26)と松山奈未(25、共に再春館製薬所)ペアは相手選手の棄権により準決勝進出を決めた。次戦は宮浦玲奈(28)、櫻本絢子(28、共にヨネックス)ペアの日本勢同士の対決となった。