東京・杉並区の小学校で、児童の水筒に相次いで異物が混入された疑いがあることを受け、杉並区の教育委員会は、区内の全公立小中学校の校長らを対象に会議を行い、校内の安全管理の徹底を呼びかけました。
【動画】小学校で児童の水筒に相次いで異物が混入された疑い 教育委員会が校内の安全管理の徹底を呼びかけ 東京・杉並区
杉並区によりますと、先月19日、区内の小学校で児童の水筒の中身が塩素のような臭いがする液体に入れ替えられる被害があり、今月14日にも別の小学校で、児童が持参した水筒の水を口にしたところ異常な味を感じて、吐き出していたことが分かっています。
これを受け、区の教育委員会はきょう午後、区内すべての公立小中学校の校長らを対象に臨時会議を開催しました。
杉並区教育委員会 白石高士 教育長
「子どもたちの安全を守るということを強く心に持って頂いて」
校内の食器用洗剤や消毒液などの管理を徹底したうえで、児童の安全を確保するよう呼びかけられ、今後、各学校が具体的な対策をとる予定です。