愛猫が寝ているときに「グーグー」といびきのような音を立てていることを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。聞きなれていない音だと「病気かな?」と心配になる方もいるでしょう。そこで本記事では、猫がグーグーと音を立てる3つの理由について詳しく紹介していきます!
猫もいびきをかくの?
寝ているときに音を立てる「いびき」は、主に鼻から入った空気が鼻腔や咽頭を通過する際の振動によって生まれる音であり、猫は眠ると鼻の内部の鼻腔が狭くなることによっていびきをかくことがあります。
その一方で、人間がいびきをかく原因は主に咽頭が狭まることによって起こるといわれており、「グーグー」や「ピーピー」、「クークー」といった音がいびきに分類されます。
人間で原理は違うものの、猫もいびきをかくことが分かったところで、ここからは猫が寝ているときにグーグーと音を立てる理由について詳しく見ていきましょう。
1.安心している
猫は通常警戒心の強い生き物ですが、安心できる環境ではリラックスして眠ることによって、いびきをかきやすくなるといわれています。
そのため、気持ちよさそうに寝ていて鼻水などの症状もなく、小さな音でいびきをかいているのであれば、単に鼻腔が狭まることで鳴っているいびきである可能性が高いでしょう。
また、いびきの音量としては寝息と同じくらいから、やや大きいくらいの音量であれば、特に心配する必要はないと言われています。
2.体質
人間と同じように、太り気味の猫は脂肪によって気道が狭まって、睡眠時の呼吸が制約されることがあるため、肥満がいびきの原因になることは十分に考えられます。
肥満の基準は猫種や個体によって差があることから、愛猫に合わせて適切な食事や運動をすることが肥満防止につながるでしょう。
また、鼻炎などのアレルギーを持っている猫の場合も、鼻腔が狭くなっていびきをかくことがあります。
3.猫種
エキゾチックショートヘアやスコティッシュフォールド、ペルシャ、ヒマラヤンといった「鼻ペチャ」と呼ばれるような鼻が短い猫種は、鼻腔が狭くなりやすいことから、いびきをかきやすいと言われています。
また、鼻が短い猫種は鼻腔だけでなく空気の入り口も狭い特徴があることから、寝ているとき以外にも運動した際にすぐに呼吸が苦しそうになったり、暑いときに口呼吸をしたりすることもあるため、そのような猫種を飼っている方は、愛猫の呼吸に気を配ってあげると良いでしょう。
まとめ
本記事では、猫が寝ているときにいびきのような音を立てる理由について詳しく紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
最後にもう一度、猫がいびきをかく理由を一緒に振り返っていきましょう。
- 安心している…リラックスして眠るといびきをかきやすくなる
- 体質…太り気味の場合やアレルギーを持っていることがいびきに影響することがある
- 猫種…鼻が短い猫種はいびきをかきやすいと言われてる
ぜひ本記事を参考に、愛猫がいびきをかいている際の判断にお役立てください。
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