春の訪れはまだ先のようです。気象庁によりますと、東京の桜の開花はきょうも発表されず、数日後になる見込みだということです。
【動画】東京の桜 開花は「数日後」 つぼみのほころびも見られず 寒の戻りで開花遅れ
冷たい雨が降るなか、きょうも東京・千代田区の靖国神社を東京管区気象台の職員が訪れ、桜の標本木の観測が行われました。
午後2時ごろに行われた観測では、標本木の対象となる部分にはまだ1輪の開花も見られませんでした。
つぼみ自体も先端にピンク色がうかがえる程度で、ほころんでいるものもないということで、5~6輪の開花が基準となる開花発表にはまだ遠い様子です。
寒の戻りの影響ですでに平年の開花より遅れていて、東京管区気象台の担当者は「開花にはまだ数日かかるのではないか」としています。