猫といえば、ツンとした気取ったイメージを持たれることが多いかもしれません。「表情もあまり変わらない」と言われることもあります。しかしそんな猫が、実はおもしろい行動や表情もするのをご存じでしょうか。そこで今回は、思わず笑ってしまう「猫のオモシロ行動・表情」をご紹介しましょう。
1.フレーメン反応
猫が1ヵ所のにおいを長く嗅いでいたり、鼻を押し付けるようにして嗅いでいたりする場合、その後に口が半開きになってしまうフレーメン反応を見られる可能性が高いです。
口が半開きになり、目を見開く猫や、目も半開きになってしまう猫がいて、その表情に笑ってしまう飼い主さんは多いでしょう。
フレーメン反応は「臭い!」という表情にも見えるのですが、実はフェロモンを分析しているときの表情なのです。
このフレーメン反応は、猫がお尻周りを嗅いだとき、猫のおしっこがついている場所を嗅いだときにすることが多いです。人の汗にも猫のフェロモンに似た成分が含まれていると言われていて、飼い主さんの靴や靴下にフレーメン反応をすることもあります。
2.トイレハイ
猫はトイレの前後にハイテンションになり走り回ったり、キャットタワーを駆け登ったりすることがあります。
猫によってテンションの高さや行動に違いはありますが、急に生き生きと走るので、その勢いにびっくりして笑ってしまったり、変わりようがおかしく思えたりしてしまうのです。
我が家の猫もトイレハイで走り回ることがありますが、1匹がハイテンションになると他の猫たちもハイテンションになり、運動会になってしまうことがあります。
3.場所の取り合い
ヒーターの前や猫ベッドなど、人気の場所は多頭飼育では取り合いになってしまうことがあります。仲良く同じ場所を使っていても、突然ポカスカと猫パンチをして争ってしまうこともあるのです。
しかし本気の喧嘩ではないので、人間には面白く、可愛く見えてしまうこともあります。
4.舌のしまい忘れ
猫の舌が、少しだけ出たままになっていることがあります。どうやら安心していると舌をしまい忘れてしまうそうです。
猫が毛づくろいをやめた直後やびっくりしたときにしまい忘れることも。
また、歯がない猫も舌が出やすいと言われています。かわいいけれど、少し間抜けでおもしろい表情です。
まとめ
猫はツンとしているように見えても、実は意外に笑ってしまうようなおもしろい行動や表情が多いです。
臭いものを嗅いでしまったような表情をするフレーメン反応や、トレイがきっけでハイテンションになる姿、舌が少し出た表情を見たら笑ってしまうでしょう。多頭飼育なら喧嘩の原因に笑ってしまったり、猫パンチをする姿が可愛くて笑ってしまうこともあるかもしれません。
この機会に、愛猫のおもしろい行動や表情を探してみてはいかがでしょうか。
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