![【DeNA】阪神・村上攻略!初回4得点のビッグイニング 山本に走者一掃となる適時三塁打 先発・ジャクソンは来日初白星](/assets/out/images/jnn/1091872.jpg)
■プロ野球 阪神 3-5 DeNA(2日・京セラドーム大阪)
DeNAは阪神に計12安打を放ち白星を飾った。先発のジャクソン(27)は来日1年目の右腕。昨季はメジャーで19試合に登板し、防御率4.99を記録。この試合は6回4安打1失点と快投し来日初勝利。打線は1回、走者一、三塁から4番・牧秀悟(25)の打球が阪神の三塁手・佐藤輝明(25)のエラーを誘い、1点を先制。さらに、1死満塁から7番・山本祐大(25)が走者一掃の適時三塁打を右中間に運び、3点を追加した。3回にも牧の安打が起点となり、1点を加えると序盤3回だけで5点を奪った。終盤に木浪聖也(29)にソロ本塁打を打ち込まれるなど2点差と縮められたがリードを守り切った。
1回、阪神の先発・村上頌樹(25)に対し、DeNAの先頭・度会隆輝(21)は四球で出塁。2番・オースティン(32)は中飛に倒れ、1死一塁から3番・佐野恵太(29)は詰まりながらも右前安打にし、走者一、三塁と先制のチャンスを作った。続く4番・牧の打球は三塁を守る佐藤のグラブを弾くエラーとなり、先制に成功。5番・宮﨑敏郎(35)は初球を右安打にし、1死満塁と追加点の好機。6番・関根大気(28)は一飛、7番・山本は村上が投じた152㎞の直球を捉え、右中間を破る走者一掃の適時三塁打に。この回、4点を奪うビッグイニングとなった。
その裏、DeNAの先発・ジャクソンは阪神の先頭・近本光司(29)にチェンジアップを捉えられるとライトの横を抜ける三塁打に。続く2番・中野拓夢(27)にセンターへ抜ける適時打が飛び出し、1点を返された。3番・森下翔太(23)は三振、4番・大山悠輔(29)は一直。最小失点で切り抜けた。
3回表、この回の先頭・牧が左安打で出塁すると、1死から6番・関根は右安打。さらに7番・山本も2安打目となる中安打で繋ぎ、1死満塁とした。8番・石上泰輝(22)の一ゴロの間に牧は本塁へ。一塁手・大山のフィルダースチョイスとなり、1点を加え、5ー1とした。
5回裏、ジャクソンは1死から7番・坂本誠志郎(30)に中安打で出塁を許すと続く8番・木浪に四球を与えるなど走者を背負うピンチを迎えた。しかし、この試合1安打を記録している1番・近本を空振り三振に切ると無失点で抑えた。
ジャクソンは6回87球を投げ4安打5奪三振1失点と好投を見せ、マウンドを降りた。
4点のリードのまま迎えた8回表、DeNAは2番手・伊勢大夢(26)がマウンドに上がった。2死を奪って迎えた8番・木浪。投じた初球のストレートはライトスタンドに飛び込む第1号ソロ本塁打に。5ー2と3点差とした。
8回裏にも1番・近本に二塁打を許すと3番・森下の三ゴロの間に近本が本塁生還、点差は2点に縮められた。
DeNAは2点のリードを守ったまま9回裏に山﨑康晃(31)がマウンドに上がった。1死からノイジー(29)に中安打、前川右京(20)に右安打を放たれピンチを迎えるも後続を抑え、2点差を守り切った。