岸田総理は、日本の総理として9年ぶりとなる国賓待遇でのアメリカ訪問のため、さきほど羽田空港を出発しました。
【動画】【速報】岸田総理 国賓待遇でのアメリカ訪問へ羽田空港を出発 「日米が国際社会の課題をリードしていく存在と世界に発信する重要な機会」
岸田総理
「日米がグローバルなパートナーであるということ。国際社会の様々な課題をともにリードしていく存在であるということ。そのためにも、日米関係が一層盤石なものであるということを確認したいと思いますし、それを世界に発信する大変重要な機会になる」
日本の総理大臣が国賓待遇でアメリカを訪問するのは2015年の安倍総理以来で、バイデン大統領との日米首脳会談では自衛隊と在日アメリカ軍の協力関係やAI、宇宙などの分野で連携を強化する方針を確認します。また、上下両院合同での議会演説で国際秩序の維持に向け、アメリカとともに日本も責任を担うと訴えることにしています。
このほか、史上初めて行われる日本・アメリカ・フィリピン3か国首脳会談では、防衛分野だけでなく経済安全保障でも連携を強化することで合意する見通しで、覇権的な動きを強める中国をけん制する構えです。