■プロ野球 DeNA 1-3 中日(9日・横浜スタジアム)
DeNAは中日に黒星を喫した。中日との対戦成績は3年連続で勝ち越し。先発のジャクソン(27)は前回登板の阪神戦(2日・京セラドーム)で6回1失点と好投し来日初白星を飾った。本拠地で初登板となったこの試合は5回4安打3失点と序盤の投球に苦しむ展開。1回に先制を許し、味方打線は2回、2死から大和(36)が二塁打で出塁。続く8番・山本祐大(25)に適時打が飛び出しすぐさま同点に追いついたが3回、中田翔(34)の2本目となる適時打で2点のリードを許した。DeNA打線は中盤以降、点差を縮めることができず。
1回、先発のジャクソンは中日の先頭・三好大倫(26)に四球を与え出塁を許した。続く2番・田中幹也(23)にも2者連続となる四球を与え、無死一、二塁といきなりピンチを迎えた。しかし3番・高橋周平(30)のバントを捕飛に。しかし、4番・中田に2ストライクから打球をライトに運ばれ、先制を許した。なおも1死一、三塁と走者を背負っていたが5番・細川成也(25)を二飛、6番・上林誠知(28)を左飛に打ち取り初回を1失点に凌いだ。
その裏、中日の先発・小笠原慎之介(26)に対し、DeNAは先頭の度会隆輝(21)は捕ゴロ、2番・オースティン(32)は空振り三振と倒れるも3番・佐野恵太(29)がレフトの頭を越える二塁打で出塁。しかし、4番・牧秀悟(25)は一邪飛に打ち取られ追いつけず。
1点を追う2回裏、2死から7番・大和(36)が左二塁打でチャンスを作ると続く8番・山本祐大(25)が小笠原のチェンジアップを捉え、中適時打に。同点に追いついた。
しかし3回、無死から1番・三好、2番・田中に2者連続で中安打で出塁されると、1死二、三塁から4番・中田に2安打目となるライトへの勝ち越し適時打が飛び出し、3ー1とまたもリードを許した。
6回以降は徳山壮磨(24)、松本凌人(22)、石川達也(25)が好リリーフで無失点に抑えた。
開幕から3カード連続で勝ち越しているDeNAは中盤以降、小笠原の前に得点を奪えず。リリーフの勝野昌慶(26)、マルティネス(27)に対しても無失点に倒れ、中日とのカードは黒星スタート。首位陥落となった。