ファストリ柳井会長 「円安は日本にとって良いわけではない」中間決算は過去最高益

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-04-12 00:36
ファストリ柳井会長 「円安は日本にとって良いわけではない」中間決算は過去最高益

ユニクロなどを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、円相場がおよそ34年ぶりの歴史的な円安水準となっていることについて「日本にとって良いわけではない」と述べました。

ファーストリテイリング 柳井正 会長兼社長
「円安は我々の会社だけじゃなしに、誰にとっても日本にとって良いわけないですよね、これ。世界の中の日本、それがやっぱり円安になるっていうこと自体を喜ぶような人は、ちょっとおかしいんじゃないかなっていうふうに思ってます。そうあってはならないというふうに考えてます」

ファーストリテイリングの柳井会長兼社長は決算会見で、円相場が1ドル=153円を突破し、およそ34年ぶりの歴史的な円安水準となったことについて、「円安になること自体を喜ぶような人は、ちょっとおかしいんじゃないか」と指摘しました。

一方、ファーストリテイリングの今年2月までの半年間のグループ全体の決算によりますと、売上高にあたる売上収益が前の年に比べ9%増え1兆5989億円に、最終利益も27.7%増えて1959億円と、いずれも過去最高を更新しました。

売上収益のおよそ50%以上を占める海外のユニクロ事業が好調だったことが主な要因で、特に北米や欧州が大幅な増収増益でした。

また、今後10年間程度で売上高10兆円を目指すと表明していることについて柳井氏は、「もっと早く実現できるのではないか」と話し、目標の達成に自信をのぞかせました。

  1. 東京都「018サポート」で“1億円超”誤支給発覚 再申請するなどした約1200人に重複の振り込み
  2. 「1型糖尿病」患者に“iPS細胞”を活用した治験開始へ 京都大学などが2030年以降の実用化目指す
  3. 外環道・三郷南IC付近でトラックと乗用車など7台絡む事故で4人けが
  4. 「レナウン」社名復活 オッジ・インターナショナル社名変更で バブル期には売り上げ世界一誇るも経営破綻
  5. コメの流通価格の基準「概算金」最大4割程度上昇 全国的な“コメの品薄”が背景に
  6. 自民党 憲法9条「自衛隊明記」の論点などとりまとめ 岸田総理「国民投票にかけ憲法改正を実現する段階に入った」
  7. ガザで発見の人質の遺体“至近距離から銃殺か”イスラエル当局が検視結果を発表
  8. 「薬剤を間違えて混ぜてしまい、塩素ガスが発生した」広島市のクリニックで9人搬送 気分不良を訴える
  9. 傘で男性の頬を突き刺したとして男(41)を逮捕 肩がぶつかってトラブルか 神奈川・茅ヶ崎市
  10. U18侍ジャパン 初戦5回コールドで香港に大勝 先発全員安打となる17安打19得点で打線爆発 髙尾&藤田&田崎の無安打完封リレー
  11. 中国が台湾産「ザボン」の輸入きょうから再開 「独立に反対すれば両岸は家族」と頼清徳政権をけん制
  12. 2年連続で最も暑かった 日本の今夏の平均気温が統計史上最高タイに 平年差+1.76℃で2023年に並ぶ
×