■マスターズ2024 第1日（日本時間11～12日、米・ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC 7555ヤード・パー72）
ゴルフのメジャー今季初戦マスターズが11日（日本時間）に開幕。11年連続13回目の出場の松山英樹（32）は前半9ホールを終えて、ノーバーディー、2ボギーの2オーバー、暫定48位タイで前半を終えた。
3年ぶり2度目の優勝を目指す松山。昨年は首痛などの影響で苦しんだが、今年に入り2月のジェネシス招待で米ツアー2年ぶりの優勝を果たすと、3月のザ・プレーヤーズ選手権では6位、4月8日のテキサス・オープンでも7位フィニッシュと2週連続でトップ10入りと好調をキープして今大会に挑んだ。
初日は悪天候に見舞われ、当初の予定から2時間半遅れで始まったが、松山がスタートする頃には青空が広がった。松山は1番、445ヤード、パー4の1打目をいきなり右のバンカーに入れてしまう。それでも残り27ヤードの3打目をピンそば1mに寄せるアプローチでパーセーブ、ピンチを脱した。
続く4ホールはパーをキープする我慢のゴルフ。そして迎えた6番、180ヤードのパー3。松山は15mのバーディトライをオーバーすると、返しの2mのパーパットを決めきれず、初めてのボギーとなってしまう。
7番のセカンドショットは打った瞬間に右から突風が吹くアクシデントもあり、バンカーに入れてしまう。さらに1.8mのパーパットはカップに嫌われ、連続ボギーで2オーバーにスコアを落とす。平均風速7m、最大10m近い強風にも苦しめられた松山は、バーディを一つも奪うことが出来ず、2オーバー、48位タイで前半を終えた。
