東京・新宿と八王子・多摩エリアを結ぶ京王電鉄、大阪・奈良・三重・名古屋と巨大私鉄ネットワークをもつ近畿日本鉄道。
この2つの鉄道会社が、きょう5月10日、新型車両の導入を発表したぞ!
東京と大阪、東西の通勤電車の最新型は、どんな特長があるか、チェックしていこう。
京王電鉄 新型2000系は“顔”に注目
京王電鉄 新型通勤車両2000系は、丸いラウンド型が印象的。誰もが京王の“新しい顔”とすぐにわかるような、かわいい&明快なフェイスデザインが特長。
人の感性を分析できるAIサービスを採用し、最もコンセプトにマッチするデザインが採用したという。
また、5号車に京王電鉄初の大型フリースペース(仮称)を設置した点もポイント。
京王電鉄 新型2000系は10両固定編成を4本、総合車両製作所でつくり、2026年初頭から運行開始だ。
近畿日本鉄道 新型 8A 系は“近鉄初の機能”も
近畿日本鉄道 新型 8A 系は、ベビーカーや大型荷物などを持つ乗客が気兼ねなく着席して過ごせるスペース「やさしば」を1両あたり2カ所設置している点がまず新しい。
もうひとつ近鉄にはなかった新しいポイントが、乗降ドアの開閉スイッチ。
夏期や冬期の車内保温のために、駅に長時間停車するときなどに乗客が個別に扉を開閉できるスイッチを新設。
さらに、混雑状況に応じてロングシートとクロスシートを切り換えられる L/C シートがつくのも注目だ。
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