早稲田大学の一般入試の試験中に男子受験生が「スマートグラス」を使って入試問題を外部に流出させた事件で、男子受験生が回答者の一部に報酬として数千円を支払っていたことが新たにわかりました。
【動画】「スマートグラスはフリマアプリで購入した」男子受験生(18)は回答者の一部に数千円の報酬か 早稲田大学入試で不正行為
東京都内に住む男子受験生(18)は今年2月、早稲田大学の一般入試の試験中、メガネフレームに小型カメラが付いた「スマートグラス」を使い、入試問題を外部に送信した疑いでけさ、書類送検されました。
男子受験生は入試前にSNSで複数の人に報酬をもちかけていましたが、試験当日に回答者の一部に電子決済アプリを使って、1人あたり数千円を支払っていたことが新たにわかりました。
警視庁によりますと「スマートグラス」はレンズが装着されていないいわゆる「だてメガネ」で、左右2か所にカメラがついていて小型ボタンを押して撮影したとみられています。
警視庁の任意の調べに対し男子受験生は「スマートグラスはフリマアプリで購入した」などと話しているということです。