■MLB レッズ 9ー6 ドジャース(日本時間25日、米オハイオ州シンシナティ・グレートアメリカン・ボールパーク)
ドジャース・大谷翔平(29)が25日(日本時間)、レッズ戦に「2番・DH」で先発出場。5打数ノーヒット、打率を.340に下げたものの、依然ナ・リーグトップに立っている。
大谷は盗塁も今季13個記録しており、ナ・リーグ5位タイにつけ、メジャー通算100盗塁に王手をかけている。現時点でのリーグ盗塁王は、対戦相手レッズのE.デラクルーズ(22)。その数なんと「31」で、大谷とは18の差がついている。
17日のドジャース戦で4安打を放ち自身初となる1試合4盗塁をマークしたデラクルーズだったが、この日は3打数ノーヒットで盗塁も無しに終わった。
メジャー2年目のデラクルーズは試合前の会見で「大谷とはちゃんと話したことがないんだ。日本語を覚えなくちゃね。あんなにハードにプレーする選手は見たことがない」と大谷の印象を語った。
今季100盗塁を目標に掲げる若き怪物は『あなたとオオタニが100m競争をしたらどちらが勝つか?」との質問に「わからない」と一度は答えたが「僕が世界で一番足が速い。だから勝つのは僕だ」と答え、会見場を笑いの渦に包み込んだ。
大谷はここまでメジャー通算99盗塁。100盗塁に王手をかけている。日本人選手でメジャー100盗塁を達成しているのは、通算509盗塁のイチロー氏と通算102盗塁の松井稼頭央氏の2人のみ。