大谷翔平 17日の牽制でボールが当たりハムストリングを痛める 3塁打でも激走せず、指揮官は「張りではなく打撲のようなもの」

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2024-05-26 12:58
大谷翔平 17日の牽制でボールが当たりハムストリングを痛める 3塁打でも激走せず、指揮官は「張りではなく打撲のようなもの」

■MLB レッズ 3ー1 ドジャース(日本時間26日、オハイオ州シンシナティ、グレートアメリカン・ボールパーク)

ドジャースの大谷翔平(29)が26日(日本時間)、敵地でのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数1安打3三振で打率は.338。5月1日(同)以来、今季2度目の1試合3三振。チームも今季初となる4連敗となった。

大谷は1対2の6回、第3打席、レッズ先発のH.グリーン(24)のスプリットを捉えた。1塁線突破で今季2本目の三塁打にもかかわらず全力疾走は影をひそめた。全力ならば余裕の三塁打もギリギリセーフの走塁に「足は大丈夫?」の声が飛んだ。前夜は5打数ノーヒットに終わり元気がなかった大谷にとっては11打席ぶりの安打。

グレート・アメリカン・ボールパークでは10打席目にして初安打となった。これで大谷は33球場で安打を放ち、現存する球場で安打が出ていないのはピッツバーグ・パイレーツの本拠地PNCパークだけとなった。

試合後、ドジャースのD.ロバーツ監督(51)は大谷の足について「彼は少しハムストリングを痛めている。だから彼には賢くプレーすることを勧めている。彼は2塁打だったと思ったようだがボールが来なかったから彼は走り続けた。今はハムストリングを管理することが大事なんだ。だが、状態は昨日より良くなっている。無理はさせたくなかった」と説明。

大谷は17日(同)の本拠地レッズ戦の1回。四球で出塁後、牽制のボールが左ハムストリングに当たり苦痛の表情を見せた。なお、その試合は2対7の9回に代打を送られ退いている。指揮官は「(痛めたのは)ホームスタンドでの試合だったと思う。一塁にいた時に彼のハムストリングにボールが当たった。そこから始まったと思う。良かったのは張りではなく打撲のようなものだったこと。彼はなんとかしようとしている」と話した。

明日27日(同)は悪天候が予想され、デーゲームの試合開始が1時間30分前倒しとなり、この日の試合終了後、約12時間後にはゲームが始まる。大谷の出場が危ぶまれたが、試合後、クラブハウスでは左ハムストリングに湿布やテーピングをすることはなく普通に歩く姿が見受けられた。

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