佳子さま ギリシャ公式訪問 「東洋のダイアナ」現地報道、“青ニット”完売…ギリシャ訪問の装いが話題【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-05-30 22:06

秋篠宮家の次女・佳子さま。ギリシャ滞在も5日目、「引き続き、ギリシャを感じながら過ごしたい」と笑顔で語られました。一方、きのう佳子さまと手話で交流した女性が取材に応じてくれました。

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佳子さま「ギリシャを感じながら」 現地女性と手話で交流秘話

水色のワンピース姿で街を散策。居合わせた観光客に手を振られ、歓声があがりました。

ここはリゾート地=ケルキラ島。ベネチア風の街並みが残る旧市街は、世界遺産にも登録されています。

佳子さま3度目の海外公務も、あとわずか。

「とても魅力的で、皆さまにも本当にあたたかくお迎えをいただいて。(残りの日程も)引き続き、ギリシャをすごく感じながら過ごしたい

「ギリシャを感じながら」。ここまで、大統領や首相夫妻と懇談し、地元の人たちとも交流。パルテノン神殿をはじめ、“ギリシャを象徴する場所”へも積極的に足を運ばれています。

こちらは、聴覚障害者らの支援施設。佳子さまは出迎えを受けると、手話をまじえ挨拶。

「ありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します」

ギリシャで使われる手話も学ばれました。

『本日は日本から王女様が訪問されています』という手話をしてくださいました」

現地の人たちは、佳子さまがギリシャ手話も使われていたと興奮気味です。

社会結束・家族大臣 ソフィア・ザハラキ氏
「本当に驚き、光栄でした。佳子さまがこの訪問を大切に思う気持ちが伝わりました。お礼を伝えたい」

さらに出迎えた女性は、佳子さまから「私の母も手話を学んでいます」と伝えられたことを明かし、佳子さまとは「手話教室でまたお会いしたい」と笑顔で語りました。

そして先ほど、記念行事に出席した佳子さまは、淡いオレンジのワンピース姿。母・紀子さまとの、こんなエピソードを明かされました。

「母が子どもの頃に、家族でギリシャを旅行した時の写真を見せてもらい、楽しかった思い出話を聞いたことがあります」

両国のつながりを深める公式訪問。挨拶はギリシャ語で締めくくられました。

佳子さま ギリシャ公式訪問 現地報道「東洋のダイアナ」

上村彩子キャスター:
2023年11月のペルーに続き、今回で3回目となる海外への公式訪問。今回は日本とギリシャ外交関係樹立125周年などでギリシャ側から招待がありました。日程としては、5月25日から6月1日までの8日間です。

ギリシャの地元紙は、精力的に国際親善に臨まれるお姿を連日報道しています。
ギリシャ人が佳子さまを愛する理由 いつも笑顔で非常に好感がもてる」
「日本人にとって『東洋のダイアナ』
「優しい性格、自然な気品と美しさは脚光を浴びている」
「伝統と現代性を橋渡しするファッションも評価されている

井上貴博キャスター:
予定になくても、関係者の皆さんや、近くにいる人たちに歩み寄られ、握手をしたり、話をされていました。心遣いの細やかさを感じます。

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
佳子さまが素敵だなと思うのは、興味がおありになったことを素直に「ご質問させていただいてもいいですか」とお聞きになるところです。国際親善において基礎的なこと、大事なことだと思います。

ホラン千秋キャスター:
表情がとても豊かでいらっしゃいますよね。驚かれたり、喜ばれたり、色々な感情が伝わって、ほっこりする気持ちになります。

佳子さま “青ニット” 完売 ギリシャ訪問の装いが話題

上村キャスター:
最近はご公務のたびに佳子さまのファッションも話題になっています。SNSでは「何着ても似合うな」「パンツスタイル素敵~」という声もありました。

28日、佳子さまは5件のご公務をされました。午前のギリシャ大統領表敬と、首相夫妻との懇談では振袖をお召しになりました。

午後にはピンクのジャケット姿になり、近代五輪会場視察と、柔道クラブ訪問、在留邦人との懇談をされました。

さらに、お召し物の着まわしにも注目が集まっています。

25日、ギリシャご訪問のため、羽田空港に向かわれた際の、鮮やかなピンク色のお召し物は、2019年のオーストリアご訪問時のお召し物と同じものだと思われます。また27日、ギリシャ修道院ご訪問時には、姉の小室眞子さんが、2017年ブータンご訪問時に着用されていたものをお召しになったようです。

そして、26日のご公務のお召し物について、SNSでは「ペルーに引き続き、今回もピエロさんかも」と話題になっています。

パルテノン神殿を視察された際の佳子さまの装いは、青のニット、白のパンツ、そして足元は青と白のスニーカーでした。その青のニットが、オンライン販売限定「Pierrot」の商品ではないかというのです。お値段はなんと2990円(税込み)とリーズナブルです。担当者に話を聞いてみると…

Pierrot(ピエロ)プレス 友廣真由子さん
「もうびっくりしました。もしうちの商品だとしたら、(佳子さまが)お召しになられたかもという商品が2点目になりますので、もしかしたら顧客様かもしれないという点も含めて
大変光栄に思いますし、喜ばしいです」

実は2023年11月にペルーを歴訪された際にお召しになったとみられるブルゾンと同じブランドなのです。

Pierrot(ピエロ)プレス 友廣真由子さん
「このブルーのニットと一緒に取り上げていただくことによって、このブルゾンもかなり今、売り切れているという状況です」

視察の報道を受けて、販売サイトのアクセス数は5倍に急上昇。前回のブルゾンに続き、あっという間に完売になったそうです。

2023年3月に販売を開始したPierrot(ピエロ)「2wa yパフハーフ スリーブニット」は、佳子さまが26日にお召しになられた2日後の28日に完売。さらに再販したところ、29日にまた完売となりました。現在は予約販売分も売り切れ、新規販売は未定だということです。

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<プロフィール>
田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト
慶應義塾大学特任准教授
アスリートの学び場「iMiA(イミア)」主宰

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